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キヤノン 2024年 中国の販売台数30%以上増を目指す報道 中国市場は世界2位の規模

日本経済新聞が、キヤノンが2024年 中国におけるカメラの販売台数を前年比で30%以上増やす目標を立てていると伝えています。2024年1月~5月累計の出荷台数において中国市場は世界2位の規模にまで成長しているとのこと。

EOSカメラ

キヤノンは、中国で1990年代半ば以降生まれの「Z世代」にデジタルカメラを売り込んでおり、「EOS R100」などの割安な入門モデルを投入しSNSへの投稿を意識した撮影教室などのイベントを重ねているそうです。

「2023年はデジカメ全体で22年比25%成長した。けん引役のミラーレスは31%伸びた。24年はミラーレスの伸びは35%ぐらいで、カメラ全体でも30%を超えると予測している。世界で市場がこんなに伸びているのは中国だけだ。」

キヤノンの中国トップを務める小沢秀樹副社長執行役員のインタビューも行っており、上記にように中国のカメラ市場の成長具合を語っています。

デジタルカメラ 地域別出荷シェア 2024年1月-5月 ※CIPA調べ

  1. 米州 … 25.5%
  2. 中国 … 23.4%
  3. 欧州 … 21.5%
  4. アジア … 13.6%
  5. 日本 … 12.5%
  6. その他 … 3.5%

2024年1月~5月におけるデジタルカメラ 地域別出荷シェアも掲載しており、今年は今のところ中国が世界2位の規模である事が伺えます。2021年以降中国市場は日本市場を上回っている事も伝えており、今回の最新の累積データを見る限り、中国市場は欧州市場も上回っている事が分かります。

ソニーも中国市場のZ世代に狙いを定めていると伝えており、中国市場において両社の競争は一段と加熱しそうな展開に。

これ以降はデジカメライフ雑談になります。

デジタルカメラ 地域別出荷シェア2024年1月~5月までのデータですが、中国市場がかなり伸びてきており、米州 (北米+南米) 市場と " 2.1% " の差まで迫っているが興味深い。2024年世界市場シェアがどうなるのか注目したいところです。

冒頭の画像は、中国キヤノンの「EOS R1」と「EOS R5 Mark II」バナー画像になります。