キヤノン PowerShot G7 X Mark III 人気復活の兆し コンデジ増産体制へ
キヤノンが年間決算(2024年1月-12月実績)発表を行いました。決算発表資料の中でコンパクトカメラの人気が若者を中心に人気が高まってきており「PowerShot G7 X Mark III」など高価格帯モデルを中心にバックオーダーが積み上がっている事を明らかに。コンパクトデジタルカメラの増産体制を整え供給量を増やすとのこと。

SNSの普及により、スマートフォンと異なる映像を手軽に撮影できるコンパクトカメラの人気も若者を中心に高まってきており、「PowerShot G7 X Mark III」など高価格モデルを中心にバックオーダーが積み上がっています。増産体制を整え供給量を増やすことで売上を伸ばし、カメラ全体では8.2%の増収を目指します。※2024年12月期 決算説明会資料(ノート付)より
プレミアムモデル「PowerShot Gシリーズ」は現在では「PowerShot G7 X Mark III」のみラインアップしており、将来的に「PowerShot Gシリーズ」が再編される可能性があるのかどうか気になるところ。ここ数年 " PowerShot " はVlogカメラ「PowerShot V10」や撮れる望遠鏡「PowerShot ZOOM」など新たな提案を行っていました。リコー「GR」シリーズや富士フイルム「X100」シリーズが、コンパクトデジタルカメラ市場で大きな支持を受けているだけに、キヤノンから王道路線のコンパクトデジタルカメラの登場を期待してしまいます。某社もキヤノンのように積極的に増産体制を整え供給量を増やしてくれても良いのに。