キヤノン「EOS R50V」「RF-S14-30mm」「RF20mm F1.4 L VCM」海外先行発表
キヤノンが、「EOS R50V」「RF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZ」「RF20mm F1.4 L VCM」を海外先行発表しました。すでに国内発表済みの「PowerShot V1」をグローバル発表しています。※Update : 日本時間 3月27日 11:00 に国内発表されました。

EOS R50V
国内ではすでに1.4型センサーを搭載したVシリーズ コンパクトデジタルカメラ「PowerShot V1」が発表済みですが、ついにレンズ交換式カメラで " V " の文字が付く「EOS R50V」が登場です。2400万画素 APS-C CMOSセンサーを搭載し、プロセッサーはDIGIC X、4K60p (クロップあり)、4K30p (6K→4K Oversampled)、Dual Pixel CMOS AF II、背面モニタはバリアングル式、4ライブストリームモード、Canon Log3、マルチファンクションシューなどを採用しています。ちなみにEVFは搭載していません。

RF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZ
「RF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZ」は、APS-Cカメラ用レンズ。" PZ (パワーズーム) " を採用しており、「EOS R50V」に最適化したレンズといった感じでしょうか。35mm換算 22-48mm の焦点距離で、F値は少し暗めでF4スタート、ISを搭載し、フォーカシングモーターはSTM(ステッピングモーター)を採用。F値は暗めですが、小型軽量化を優先した印象で質量181g、サイズ ø69.6x62mmとなっています。将来的にサードパーティからVlogコンセプト(PZ搭載)でもう少しF値が明るい(F2.8スタートの)レンズが登場する可能性はあるのでしょうか。

RF20mm F1.4 L VCM
VCMを搭載したRFレンズは静止画と動画撮影において高いレベルを目指したレンズ。海外では " ハイブリッド・プライム・シリーズ " とか " ハイブリッドレンズ " と表現される事が多い印象。今回超広角域と言って良い焦点距離の「RF20mm F1.4 L VCM」が発表されました。「RF24mm F1.4 L VCM」「RF35mm F1.4 L VCM」「RF50mm F1.4 L VCM」に続く4本目のハイブリッド・プライム・シリーズになります。
新製品海外価格 ※B&H売り出し価格
- EOS R50V … 649ドル
- RF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZ … 329ドル
- RF20mm F1.4 L VCM … 1,699ドル
現時点の為替レートで単純に円換算すると「EOS R50V」は約10万円、「RF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZ」は約5万円、「RF20mm F1.4 L VCM」は約25万5,000円になります。
国内発表は…
国内発表日時が気になるところ。早ければ本日 3月27日 13:00 あたりに国内発表が行われるのではないでしょうか。それとも、タイミングを見計らいしかるべき時に国内発表されるかもしれません。
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