超小型衛星CE-SAT-ⅠE 運用から1年経過 キヤノン「EOS R5」は正常に動作中
キヤノン フルサイズミラーレスカメラ「EOS R5」を搭載した超小型衛星「CE-SAT-ⅠE」の登場です。「EOS R5」が宇宙へというタイトルで超小型衛星CE-SAT-IE×ミラーレスカメラEOS R5開発者インタビュー記事が掲載されました。

一足早くソニーが宇宙におけるイメージングビジネスに進出した感がありますが、キヤノンも追従しており「EOS R5」を搭載した超小型衛星「CE-SAT-IE」は2024年2月17日にJAXA種子島宇宙センターからH3ロケット試験機2号機によって打ち上げられ、軌道投入および交信に成功して運用を開始し1年が経過した事を報告。
「EOS R5」は4500万画素センサーを搭載し8K動画も撮影可能で高精細な静止画と動画撮影が可能なフルサイズミラーレスカメラ。反射望遠鏡のピント合わせはデュアルピクセルCMOS AFが一役買っているそうです。宇宙空間で使用するので打ち上げ時の振動・衝撃をはじめ宇宙線や熱伝導を利用した放熱機構など堅牢性を担保した設計を施しているとのこと。運用開始から1年が経過しましたが、カメラは正常に動作し続けているそうです。