キャノンが天体撮影用の EOS 60Da を4月中旬に受注販売をすると発表
キャノンが、天体撮影用の EOS 60Da を4月中旬に受注販売すると発表しました。ローパスフィルター特性を変更し天体撮影に特化した仕様だそうです。
- キャノン EOS 60Daは、天体写真を愛好するハイアマチュアユーザーに向けた、天体撮影専用のデジタル一眼レフカメラ
- CMOSセンサー前面に配したローパスフィルターの特性を変更し、バラ星雲や馬頭星雲など天体ファンの人気が高い赤みの強い星雲を、特殊なフィルターを使用することなく高精細に撮影することができる
- ベースモデル「EOS 60D」の優れた基本性能を最大限に生かし、常用ISO感度を最高ISO6400まで高めて、EOSならではの低ノイズで高精細・高画質な画像が得られる
キャノン EOS 60Da の基本スペックは…
- 1800万画素CMOSセンサー
- CMOSセンサーが捉えた大容量の情報を瞬時に処理するDIGIC 4
- ISO100～6400
- 高感度/長秒時露光撮影専用ノイズリダクション
- Hα線の透過率を約3倍に上げた赤外カットフィルターを採用
- 測距点 : 9点クロス
- 1/8000～1/60秒
- 連射 : 5.3コマ/秒
- 背面液晶 : ワイド3.0型 104万ドット
- サイズ : 38.4 × 21.0 × 56.8mm
- 重量 : 80g
いきなりのサプライズというか変化球きましたね♪ EOS 60D ベースに天体撮影用にカスタマイズされたこのEOS 60Da は、一般撮影には向いていない仕様ですけど、天体撮影がライフワークとされている方なら魅力的なカメラではないでしょうか。ベースとなっているカメラが60Dで、中身はKiss X5と同等ですからもうちょっと上のモデルで天体用カメラを求めているユーザーもいるかもしれません。
この時期に発表・発売できるなら、2月に開催されたCP+ 2012で発表出来たのでは？ っとふと思ってしまったのですが、キャノン・サイドとしてはEOS-1D X と EOS 5D Mark III をまず先に送り出すことを優先したのでしょうね。でもEOS-1D Xは、発売延期ですけど…^^；
受注販売ということで、まあ値崩れもしないカメラだと思いますから、欲しくなったらすぐ注文ってカメラですね。