米国キヤノンが、EOS-5D Mark III の光漏れ問題を確認 対策検討中
米国キヤノンが、ネット上で数々取り上げられていた、EOS 5D Mark III のある一定条件で光がAEセンサーに漏れて露出が変化する現象を確認したことを発表しました。現在対策検討中で、対策が決定次第Webサイトに掲載するそうです。
- キヤノン 5D Mark III 上面液晶の光がAEセンサーに漏れて、AEセンサーがそれを検出してしまい、露出が変化することを確認した
- キヤノンは現在対策を検討中で、対策が決定すれば、Webサイトに掲載する予定だ
- この情報は、米国とプエルトリコ居住者のみ有効で、そうではない場合はお住まいのキヤノン サポートセンターに連絡してください
何気に米国キヤノンの対応早いですね~でもこの光漏れ現象は、レンズ部分とファインダーにフタをして上面液晶を点灯させると光がAEセンサーに漏れて露出が変化する問題ですから、一般的にレンズを装着してファインダーを見ながら撮るスタイルでは問題ないと言われています。いわゆる粗探し的な不具合・現象なんですよね…^^;
まあ天体撮影や夜間撮影では影響があるのかもしれないし、実際キヤノンが調べてみたら別の問題も見つかったのかもしれないし…5D Mark III はこの光漏れ問題に、DPPでRAW現像が最適化されていなかったりっとユーザーが多い分ネットで騒がれたりしますから、サポート力で挽回していって欲しいところですね。 EOS 1D X も6月中旬に発売再延期になっちゃいましたし…シネマカメラに力を入れすぎたのでしょうか…^^;
Canon Rumors の方には、5D Mark III 新ロットにはすでにこの光漏れ対策が施されていて、上面液晶が厚くなっているとの報告も掲載されています。
でも5D Mark III は一般的に決して安価なカメラではないので、ちょっとした不具合も気になるのは、ユーザー・サイドの正直な気持ちではないでしょうか。