キヤノンは EOS M に内蔵EVFを搭載する予定もなければ、レンズロードマップも公開しない
Amateur Photographer が、キヤノンは今のところミラーレス機 EOS M に内蔵EVFを搭載する予定もなければ、EF-M レンズロードマップも公開することはないと冷たい態度をとっているとレポートしています。
- キヤノン・ヨーロッパのシニア・プロダクト・スペシャリスト : リチャード·シェパード氏が、EOS Mを購入する客層は、スマートフォンやコンパクトデジタルカメラを使用しているユーザーだから、EOS Mには内蔵EVFの必要性を感じていないとコメントした
- EOS M専用のEF-Mレンズロードマップが公開されないのは、すでに歴史とラインアップを誇るEFレンズがあるからだと言う
- レンズロードマップは、ユーザーがそのカメラ・システムを使っていける確信を与えてくれるものなのだが…
- しかし彼は、市場に投入されるレンズは、消費者の需要によって決定されると付け加えた
どうやらフォトキナ2012での話らしいのですが、キヤノンとしては自らデジタル一眼レフのシェアも削りたくないのもあって、EOS M を投入したものの様子見的なニュアンスもあるのでしょうね。
今のところハイブリッドAFもそれ程高速ではないらしいですから、おそらく実用的なレベルに達するまではデジタル一眼レフと同等に扱うことはなくて、それでもミラーレス市場でシェアを取れれば、どんどんレンズも開発するし、新機も市場に投入する戦略なのかもしれません。
噂では、1年以内にEOS Mのハイエンド機が発表されると言われていますから、今後のキヤノンのミラーレス市場に対しての戦略には注目です。