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コシナ「ツァイス Otus ML 1.4/50 は少しでも値段を下げたくて28万円+税で提供」

DigitalCamera_jpが、CP+2025 コシナブースでコシナ佐藤氏インタビュー動画を公開しており、発表したばかりのツァイス「Otus ML 1.4/50」のコンセプトや価格設定について興味深い事を語っています。文章として読み易いように一部校正しています。

「Otus ML 1.4/50」はミラーレス用に新たに設計したOtusになります。従来の一眼レフ用Otusより小型軽量化を実現し、(光学)性能はそのままのレンズになります。今までのOtusレンズは1億画素まで性能を担保できるような製品なので「Otus ML 1.4/50」はあえて高性能化は狙わず同レベル(の光学性能)にしています。ミラーレスカメラはフォーカスピーキングや拡大など使う事により快適にマニュアルフォーカスが可能になっていると思います。当時 一眼レフ用 Otusの価格が " 40万円 " だった事に皆さんは驚きだったのですが、今気づくと40万円のレンズは普通にある状況になってきました。これから本当にカメラを始めようとする人が40万円を簡単に払うのは難しいので、少しでも値段を下げようというところで28万円+税で提供させていただきました。

Otus

ちなみに一眼レフ用「Otus 1.4/55」の希望小売価格は425,000円+税、今回発表されたミラーレスカメラ用「Otus ML 1.4/50」の希望小売価格は¥280,000円+税となっており、かなり価格が下がっている事が確認できます。…という事は開発発表済みの「Otus ML 1.4/85」も抑えた価格設定かもしれません。