ツァイス Touit 32mm F1.8 vs 富士フイルム XF 35mm F1.4
The Phoblographer が、カールツァイス Touit 32mm F1.8 と 富士フイルム XF35mm F1.4 R の比較レビューにサンプル画像、そしてFUJIFILM X-Pro 1 を使用したAF速度比較動画を掲載しています。
- 両レンズとも絞りリングとフォーカスリングが採用されている
- リングは、富士フイルム 35mmが金属製、ツァイス Touit 32mmがラバー製である
- ボディは両レンズ共に金属製であるが、富士フイルムの方が手に伝わるフィーリングは良い
- レンズサイズは、富士フイルム 35mmの方がちょっとだけ小型である
- 室内の照明下の条件でAF速度を試してみたのだが、ツァイス Touit 32mm F1.8の方がわずかに速いようだ
- 両レンズ共にF1.8~F16まで絞りを変更して撮り比べてみたのだが、私の眼にはツァイス Touit 32mm F1.8の方が写りが良く感じる
- 両レンズとも非常に良くて、富士フイルム XF 35mm F1.4 Rの利点は価格を抑えながらも造りの良いレンズに仕上がっているところだろうか
- しかしカールツァイス Touit 32mm F1.8は、画質が良くAFスピードも速い
- まあ両レンズとも甲乙付け難く、この種のテストでどちらが良いか判断するのは難しい
- 個人的には、富士フイルムレンズを所有しているもののツァイス 32mm F1.8に軍配を上げてしまうのだ
この2本のレンズ比較記事は色々なカメラ系サイトで掲載され始めていますが、概ねカールツァイス Touit 32mm F1.8の画質に軍配を上げている記事が多い印象です。でも必ず富士フイルム XF35mm F1.4 R も決して悪いレンズではないと付け加えられているパターンが多いかと。
AFはわずかにTouit 32mm F1.8に速いようですが、富士フイルム Xマウントの場合は、現行のX-Pro1やX-E1自体のAF速度がそれ程速くないですから、この両機の後継機のAF進化に期待といった感じでしょうか。すでに富士フイルム X100SのAFは進化して改善されています。
個人的には、富士フイルムの協力もあってカールツァイス TouitシリーズがAFと絞りリングが採用されているところもポイントが高く感じます。