富士フイルム X100Sとリコー GRで撮影されたNYCストリートスナップ フォトムービー
写真家 Mike Kobal氏が、富士フイルム X100S と リコー GR で撮影したニューヨークのストリートスナップ フォトムービーをYou Tubeに公開しています。これに加えて自身のブログにX100SとGRの長期ユーザーレポートも掲載しているようです。
この富士フイルム X100Sとリコー GRはMike氏にとってニューヨークのストリートスナップをするにあたってかなり有用で、撮り手はフィルム時代の記憶が蘇り写真撮影の情熱を呼び覚まし、通行人に警戒されることなくポジティブに撮影できるカメラと評価しています。
X100Sの高速になったAFは評価しているものの、バッテリーライフは予備が1個あった方が良いとのこと。(GRのバッテリーライフもあまり良くないとも掲載しています。)サイズ感やサイレントシャッターも気に入っているようで、X100SにもX100の時のようなBlackリミテッドエディションがあればな~と希望も掲載しています。
X-Transセンサーの肌のトーンと低光時の描画は対抗機と比べて上回っていて、ボタン/ダイヤル周りは直感的に操作可能で、ハイブリッドビューファインダーも最高で、後はX200でOn/Offスイッチがもうちょっとカチっとした仕様で、リコー GRの " フルプレス スナップ " などの機能が備わっていたらより有効ななカメラになると語っています。
そしてリコー GRは、" フルプレス スナップ " モードが採用されていなかったらこのGRを使用していなかったとのこと。センサーとレンズの組み合わせは良いが、露出の低いシーンだとX100Sと比べてた場合AF性能がかなり落ちるとマイナスポイントを挙げていいます。彼自身、GRのクロップモードはあまり好きでないようで、このカメラのコンセプト(?)から外れているともコメントしています。
シャッターは静かで、フルマニュアルコントロールやボタン/クイックメニュー周りの使い易さは秀逸で、他のカメラメーカーはリコーに学ぶべきであると使い勝手においてかなり評価をしているようです。
両機とも期待通りのカメラと結論付けています。