ホーム > カメラニュース 2014 > アップルが、iPhoneでレンズ内手振れ補正機構を利用し超解像画像を撮影する特許を出願中

アップルが、iPhoneでレンズ内手振れ補正機構を利用し超解像画像を撮影する特許を出願中

appleinsiderやPetaPixelなどが、アップルがiPhoneなどのデバイス用のレンズ内手振れ補正機構を利用し、超解像画像を撮影する特許を出願中であると伝えています。 通常の手振れ補正機構の使い方だけではなく、 複数枚撮影した画像を1枚に合成する「超解像画像」を実現するため使われるようです。

アップルの特許

角度を変えて複数枚撮影することによって、そのズレを利用してソフト処理して超解像画像を実現する特許のようです。超解像エンジンによって色再現性やディテールそしてアンチエイリアシングも向上し、加えてて普通のレンズ内手振れ補正としても動作するので、通常の撮影時にも手振れ補正の恩恵を得ることが出来るようです。

アップルの特許

上記は操作画面で、「超解像モード」がHDRの上に用意されていることが確認できます。生前のスティーブ・ジョブズ氏は " Lytroカメラ " に興味を持っていて、今回の特許は角度を変えて撮影するので、グーグルのAndroid用アプリ「Googleカメラ」の " レンズぼかしモード " のような機能にも転用できる技術なのかな~と色々想像してしまいます。

この特許が最初に提出されたのは、2012年だそうです。