照明セッティングが、撮影用ドローンに取って代わる日 プロトタイプが登場
MITとコーネル大学が、撮影における照明セッティングの煩わしさを解消すべくクワッドコプターに代表されるドローンが自動的にライティング制御するシステムを国際シンポジウムで発表しています。ドローンには、照明・露出計・フラッシュなどが取り付けられていて、被写体を設定通りに追尾し続けます。
デモンストレーション動画も公開されていて…
- 被写体の向きに合わせて追尾できライティングを維持
- カメマラマンの動きに合わせて位置を変えることができる
- 被写体が立ち位置を変えても追尾できライティングを維持 (動画を見る限り向きには反応しない)
- カメラのシャッターボタン半押しですばやくドローンを動かす事が可能
- もちろんドローンに組み込まれたフラッシュも撮影時連動する
反射光から被写体のシルエットを捕捉し距離を測定しているそうです。現時点ではPCで確認しながら調整していくようですが、色々なデータが取れれば基本的なセッティングも固まってくるでしょうから、エンジニアではなく一般的なカメラマンも設定し易くなれば、このライティングじゃないと撮れない写真も登場するかもしれません。