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Blackmagic Micro Cinema Camera が発表 世界最小16mmデジタルフィルムカメラ

Blackmagic Designが、マイクロフォーサーズマウントでドローンによる撮影にも最適化された世界最小16mmデジタルフィルムカメラ Blackmagic Micro Cinema Camera を正式発表しました。日本国内で7月出荷予定 価格は121,800円(税抜)となっています。

Blackmagic Micro Cinema Camera

LANC、電源、ビデオ出力、ゲンロック、4系統のアナログPWM無線遠隔コントロール入力に対応しカメラの機能を模型飛行機のリモコンのダイヤル、ノブ、ボタン、ジョイスティックにマッピングできるそうで、NTSC/PALコンポジットビデオ出力に対応し廉価のワイヤレスビデオトランスミッターに接続しリモートモニタリングが可能とのこと。

スーパー16mmセンサーが搭載されていて、 フル解像度1080HD、13段ダイナミックレンジ、30fpsまでのグローバルシャッターに対応しているそうです。" Blackmagic Micro Cinema Cameraのグローバルシャッターはスチルカメラのように動作し、イメージ全体を同時に露光するため、歪みやリップルとは無縁の映像が得られます " とオフィシャルに掲載されています。

Micro Cinema Camera

12-bit Logデジタルフィルム品質を収録可能で、Cinema DNG RAWあるいはProResで保存可能なプロ仕様となっています。ドローンに最適化されているだけでなく、アクションカメラのように色々なアクセサリーに装着可能で、クラッシュシーンの撮影や、ヘルメットに装着、車・オートバイに装着、危険なシーンでの撮影も対応しているようで、オフィシャルに詳細が掲載されています。

質量 301g、高さ 65.4mm、幅 82.5mm、奥行き 69.5mmとかなり小型軽量ボディを実現していて、カスタマイズ性も高く、モニタリング、オーディオ、電源、リモートコントロールなどのインタフェースもこの小型ボディ上最大限対応している模様です。日本語のスペックリストも公開されています。

NAB 2015で公開されている Blackmagic Micro Cinema Camera / Micro Studio Camera 4K の映像も登場しつつあるので、今後オフィシャルや海外メディアから色々な映像や情報が登場してくるのではないでしょうか。