DJI ドローン Phantom 4 発表 障害物回避センサー搭載 アクティブトラッキング対応
DJIが新型ドローン Phantom 4 を正式発表しました。日本公式サイトにすでに反映されていて、障害物回避センサー や active obstacle avoidance (能動障害物回避)機能を搭載、ActiveTrack (アクティブトラック) により被写体を認識し追尾する機能なども採用され、ベース部分も強化されたドローンになります。
公式ストアで価格は189,000円、発売日は2016年3月15日から順次発送予定となっています。初回生産分には限りがあるとのこと。
Phantom 3 Professionalよりも飛行時間が25%延び最大で28分の飛行を実現し、内蔵HDビデオダウンリンク使用時、2km離れた位置からHD 720pでカメラ映像を確認可能となっています。フライトモードは、ポジションモード・スポーツモード・Attiモードが用意されているとのこと。
スマートフォンやタブレットで操作する " TapFly(タップフライ)モード " は、指でタップするだけで飛行可能なモードで、障害物感知システムを利用する事でダイナミックで感銘的な映像を撮影する事が可能なようです。
カメラ自体は、4K 30fps / フルHD 1080p 120fps 撮影可能で、劇的にシャープさを増した新設計のレンズが採用され、Phantom3と比較して、歪曲面を36%、色収差を56%まで減少させた94度の非球面レンズ、1mまで近づいてもボヤけることのないフォーカスを実装している模様。
Cine-DモードやD-Logモードではビデオ向けのポストプロダクションが可能で、Adobe DNG RAWでの1200万画素静止画も撮影も可能なようです。ジンバル自体も振動やブレを取り除き滑かな動画撮影を実現しているとアピールしています。
現時点で8本のPhantom 4 プロダクト・プロモーションムービーが公開されていて、You Tube上に " 再生リスト " が用意されています。スペックシートも公開されました。