BMPCC 4K RAW動画撮影は、CFast 2.0カードを前提に考えた方が良い模様
Personal Viewが、NAB 2018で行ったBlackmagic Pocket Cinema Camera 4K インタビュー動画「BlackMagic Pocket Cinema Camera 4K, Detailed Interview」をYouTubeに公開しました。その中で " 4K RAW撮影 " に関して、SDカードではなくCFast 2.0カードを前提に考えている事を伺わせるコメントをしています。
1:44あたりからカードスロットに関する話になり…
Personal View : SDカードスロットで4K撮影は可能ですか?
BlackMagic : はい可能です。私が考えるに…。
Personal View : RAWフォーマットでは撮影出来ない?
BlackMagic : 4K RAWフォーマットの場合、あなたはCFast 2.0カードを使用したいと思う事でしょう。
…というやり取りが繰り広げられます。改めてBlackmagic Pocket Cinema Camera 4K 製品ページを見てみると " CFastは、サポートされている全フレームレートで12-bitのRAWに収録できます。" という解説文が。一応SD UHS-IIに関しては " Ultra HDで60fpsまでのProRes、30fpsまでのRAWに対応 " と謳っています。今回のやり取りと解説文を見る限り、現時点でどうやらSDカードの4K RAW撮影は制限が掛かりそうな印象です。私の考え過ぎなのかもしれませんが…^^; ※スペックシートには " 実際の対応コーデックおよびフレームレートはメディアにより異なります " と表記。
でも実際にBMPCC 4K RAW撮影は、データ量とワークフローを考慮しUSB-C経由で外付けSSDを装着した直接収録が現実的なのかもしれません。発表されたと言っても開発発表に近い段階にも見えるので、今後9月の発売に向けて固まった仕様が登場してくるのではないでしょうか。