カシオが、正式にコンパクトデジタルカメラ市場から撤退する事を発表
先日カシオがコンパクトデジタルカメラ市場から撤退する報道がありましたが、2018年3月期決算を発表し、その中の決算説明会資料(PDF)で " コンパクトデジタルカメラ市場から撤退する事 " を正式に決定した事を明らかにしています。
- コンパクトデジタルカメラ市場からの撤退により赤字体質から脱却
- 下期に独自ジャンル新製品を投入するもコンパクト市場縮小により挽回ならず
- 在庫の洗い替え等による損失計上(営業利益のマイナス要因)
- 事業構造改善費用として資産廃棄損、固定資産の減損等の特別損失を計上
- 独自技術、ノウハウを活用した新しい事業領域創造へ
決算説明会資料(PDF)の21ページ「2018年3月期 対計画差」を見てみると、デジタルカメラの計画差が-44億円もあった事が確認できます。
" 高付加価値なカメラ製品に特化する方針 " と以前報道されていましたが、今回の決算説明会資料では「独自技術、ノウハウを活用した新しい事業領域創造へ 」という表現に。