デジタル一眼レフ 2028年には一部の受注生産品を残して事実上消える予測が登場
BCN+Rが、データを元にデジタル一眼レフとミラーレス市場の動向と展望を予測した記事を掲載しました。ロス五輪が開催される2028年には、デジタル一眼レフは一部の受注生産品を残して事実上消えるのではないかと予測しています。
現時点でデジタル一眼レフとミラーレス市場に顕著な動きがあり…
- ここ数ヶ月急速なペースで一眼レフ市場が縮小
- ミラーレス機は、マイクロフォーサーズなど小型センサーモデルを中心に縮小
- (逆に)APS-Cやフルサイズのセンサー搭載ミラーレス機は好調
「キヤノン EOS M」と「ソニー α7 III」が好調で、APS-Cミラーレス機は前年比 115.7%、フルサイズミラーレス機は219.3%と拡大傾向にあるとのこと。フルサイズミラーレス市場の伸びを感じる販売台数の伸びで、今後ニコンがZシリーズ、キヤノンがEOS Rを投入するので、さらなる市場拡大が予想されます。
2020年以降のカメラ市場予測
- 2020年以降のカメラ市場はフラグシップモデルを除き、急速にミラーレス化が進む
- 2028年のロサンゼルスオリンピックまでに、デジタル一眼レフカメラ市場は現在のフィルムカメラと同様、一部の受注生産品を残して事実上消えるのではないかとみている
東京オリンピックではまだデジタル一眼レフが主役ですが、2020年以降は急速に市場のミラーレス化が進むと見ているようです。現時点でニコンもキヤノンはデジタル一眼レフとミラーレスを維持していく発表を行っていますが、競合機と比べて遜色ないレベルにボディが進化し、レンズラインアップが揃ってくれば、徐々にデジタル一眼レフのラインを絞っていく流れになるのでしょうか。