ホーム > カメラニュース 2020 > Samyang AF 75mm f/1.8 FE かなり評価の高いレビュー記事

Samyang AF 75mm f/1.8 FE かなり評価の高いレビュー記事

ePHOTOzineが、Eマウント フルサイズ対応 小型軽量ポートレートレンズ「Samyang AF 75mm f/1.8 FE」レビューとサンプル画像を掲載しました。かなり光学性能を評価したレビューとなってり、中央部のMFTはこれまで測定したレンズの中で最高値だった事を明らかにしています。

AF 75mm f/1.8 FEの長所

  • 中央部は、卓越したシャープネスを実現
  • 周辺部は、素晴らしいシャープネスを実現
  • 中央部を中心に低いレベルの色収差(CA)を実現
  • 適度な周辺減光
  • AFと絞りは静音仕様 ※記事内で実質的に無音と掲載
  • 小型軽量レンズ
  • 心地良いボケ味
  • 適正な価格設定
  • 造りの良さ

AF 75mm f/1.8 FEの短所

  • 防塵防滴仕様ではない

5つ星満点を獲得し " エディターズ・チョイス " に選出しています。「Samyang AF 75mm f/1.8 FE」は、素晴らしいハンドリングを実現し、75mmという焦点距離は珍しいがかなり効果的な焦点距離で、卓越した性能を発揮していると選出理由を挙げています。

撮り手がこのレンズを焦点距離の長いレンズと見なしたり、わずかに焦点距離が短いポートレートレンズと見なしても75mmという焦点距離は非常に理に適ったレンズであると解説しています。パフォーマンスにおいても確かに卓越したレンズで模範的であると評価。価格設定も現実的でコンパクトサイズに仕上がった使い勝手の良いレンズであると使用感も掲載。唯一の欠点として防塵防滴仕様でない事を挙げています。

MFTチャートを掲載していて…

  • 中央部 … F1.8~F5.6まで卓越したシャープネスを実現し、F8~F16まで素晴らしく、F22でも非常に良好
  • 周辺部 … F1.8~F11まで素晴らしく、F16は非常に良好、F22でも良好

中央部のスコアは、ePHOTOzineがこれまで測定してきたレンズの中で最高の結果であった事を明らかに。チャートを見る限り中央部のピークはF2.8となっています。色収差(CA)チャートも掲載しており、中央部は非常に良く制御し、周辺部は絞り込んでいくと色収差の影響を受けるものの妥当なスコアであり必要があれば画像編集ソフトで補正可能であると説明しています。

歪曲は +0.19% 糸巻型歪曲でほぼ完全に近い直線を実現しており問題になる事はほとんど無いとのこと。周辺部のボケの滑らかなグラデーションはポートレートレンズにとって特に重要であるが、このレンズで失望する事はないと判断しています。本当にスムーズで素敵なボケ味で、ポートレートや花を撮ってみても喜びを与えてくれると評価しています。フレアは事実上存在せず、かなりフレアの影響を受けそうなシーンでもコントラストが落ちる事はない模様。周辺減光は控え目で許容範囲であるとこちらも高い評価となっています。