Phantom TMX ハイスピード撮影 90,000fpsの世界が興味深い
Vision Researchが、ハイスピ―ドカメラ「Phantom TMX7510」と「Phantom TMX6410」を発表し、YouTubeにサンプル動画をいくつか公開しているのですが、興味深い映像となっています。
Phantom TMX7510 1280x704 90,000fps
裏面照射型(BSI)センサーを搭載した高速度カメラで「TMX7510」の最大の解像度は1280x800でフレームレート76,000fpsに対応しているとのこと。上記のサンプル動画の解像度は1280x704でフレームレートは90,000fpsで撮影しており、肉眼では確認できない世界を映し出しています。「TMX6410」はフレームレートを少し抑えた廉価版の模様。
Phantom TMX7510 640x256 450,000fps
さらに解像度が640x256pxと低くなりますが、フレームレートは450,000fpsで斧でガラスのジョッキを叩き割るシーンをハイスピード撮影しています。
Phantom TMX7510 640x192 610,000fps
肉眼で見た時は一瞬でガラスが粉々になるシーンをさらに解像度は低くなりますが、610,000fpsで撮影。
Phantom TMX7510 1280x32 1700,000fps
同じシーンを様々な解像度とフレームレートで撮影したサンプル動画となっており、かなり細長いアスペクト比1280x32になりますが1700,000fpsのフレームレートで撮影したシーンも収録されています。製品ページの仕様を見ると…
- スタンダードモード … 1280x32 1,750,000fps
- ビニングモード … 640x64 1,750,000fps
…までのフレームレートで撮影可能な模様。この製品の詳細は日本語版「CineD」で分かり易く解説しています。