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スマートフォンの方が先に 20bit RAW に対応しそうな話

一般的なJpegは8bitであり、このところミラーレス機が対応しつつあるHEIFは10bit、デジタルカメラのRAWは 12/14bit ですが、OPPOの「6nmの最先端イメージングNPU」が2022年Q1にスマートフォン Find Xシリーズに搭載され 20bit RAW に対応するとAmateur Photographerが伝えています。

220bitRAW

OPPOのプレスリリースを見に行くと2021年12月16日に「6nmの最先端イメージングNPU」を発表しており…

強力なUltra HDR用のISP
MariSilicon Xには、強力なISPが搭載されており、20bit 120dbダイナミックレンジでイメージをキャプチャできます。この画像処理プロセッサはOPPO Find X3 Proと比較して4倍優れています。これにより、コントラスト比が1,000,000:1まで高まり、より明暗にメリハリがある画像となり、実体験に近いイメージを残すことができます。

RAWデータをリアルタイムに処理
MariSilicon Xは壮大な計算処理能力と高度なデータ処理能力によって、グラフィックスパイプラインに大革新をもたらします。4KをリアルタイムでAIが直接処理をしたり、20bit HDRをRAWデータとピクセルレベルで融合させます。元の画像データ処理によってMariSilicon Xは8dB信号雑音比(SN比)を実現し、コンピュテーショナルフォトグラフィを全く別次元のレベルに引き揚げます。


RGBW プロレベルのパフォーマンス
デュアルイメージパイプライン設計とデュアルオリジナルスーパーサンプリングを採用したMariSilicon Xは、OPPO RGBWセンサーの可能性を最大限に引き出します。RGB信号と白色信号の分離と融合をサポートし、SN比が8.6dB改善させると同時に、質感のクオリティを1.7倍向上させることで静止画と動画をさらに表現力豊かにとらえます。

  • クラス最高レベルの電力効率、20bitの驚異的ダイナミックレンジ、リアルタイムRAW処理、および拡張RGBWプロモードを備えています。
  • Android™スマートフォンで初となる高品質4K AIナイトモード動画撮影とライブプレビューを実現。
  • 2022年第1四半期のFind Xシリーズに搭載予定。

Amateur Photographerによると20bitは1兆を超える色になる模様。ちなみに10bit表示に対応したモニタで約10億色以上の色の出力に対応しています。20bit表示に対応したモニタがすでに市場に存在するのかどうか気になるところ。20bitRAWのファイル容量がどのくらいになるのでしょうか。