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写真業界 ロシア市場の対応状況 2022年3月13日時点

ロシアとウクライナの状況は混迷を極めており、ロシア市場において西側諸国の企業の撤退やサービス停止が相次いでいます。Amateur Photographerが、写真業界がロシア市場においてどのような対応を取っているか取材記事を掲載しました。

ツァイス
医療機器と人道的用途の製品を除いてロシアへの納入はすべて停止。

富士フイルム
医療に欠かせないものを除いてロシアにおけるいくつかの取引を一時停止し、ウクライナに人道支援200万ドルを寄付 (医療機器100万ドル・人道支援100万ドル)。

シグマ
ロシアに子会社はないが、販売代理店がありコロナの影響もありここ最近シグマ製品の出荷はなく、カスタマーサービスやその他のサービスは現地で行っている。 ※ロシアへのシグマ製品すべてを出荷停止。

ソニー
人道的支援のため、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)および国際NGOのセーブ・ザ・チルドレンへ合計200万ドルを寄付し、世界各地のソニーグループ各社において社員募金も実施し、集まった募金に対して同額のマッチングも行う

パナソニック
ウクライナからポーランドに避難した人々を支援するポーランドの赤十字社とNGOピースウィンズ・ジャパンに約2,000万円を寄付。経済・物流をはじめ直面している状況において、原則的にロシアとの取引は停止する事を決定。

ニコン
緊急措置としてUNHCRに義援金を寄付。欧州ニコンは、人道支援団体への寄付や地域全体の仲間や取り組みへの支援を継続。ロシアへの製品出荷は現在停止中。

キヤノン
ウクライナを支援する世界規模の救援活動の一環として、ウクライナ、ポーランド、ルーマニア、モルドバ、チェコ共和国、ハンガリー、スロバキアの国際援助・人道支援団体に寄付。ロシアへの製品納入をすべて停止。

ピークデザイン
ロシアへの販売を停止。EUで返送されたピークデザインのバッグをポーランド難民に届ける事を確約。ウクライナの戦争に関する「重要な情報」を共有するため、現地のフォトジャーナリストに無償でピークデザイン機器を提供。

ざっくり抜き出してみましたが、各社は紛争地域をはじめ世界の安全と平和が戻る事を願うメッセージも添えています。