レンズ前玉の傷が画像に影響を与える影響をLensrentalsが解説
Lensrentalsが、ブログでレンズ前玉の傷が画像に与える影響について解説しています。個人的に興味深い内容だったので要点をピックアップしてみました。
- 前玉の傷はコントラストやシャープネスを低下させるが、ほぼ傷がある箇所のみに限られる
- F値をかなり絞り込むと前玉の傷は少し目立ち、コントラストが低くもやの掛かった感じになる
- 前玉の傷が大きく影響を与えるのは、フレアの影響がある時
元記事には前玉に傷があるレンズと傷がないレンズで撮り比べており、特にフレアの影響のあるシーンでは前玉に傷があるレンズはよりアーティファクトの影響が出ている事が確認できます。※アーティファクト : ゴーストやフレアなど人工的に発生してしまう光の現象
F1.4~F3.5あたりのF値では前玉の傷に気付く事はなく、F16~F22ぐらい絞り込むと少し傷が目立ち始める模様。基本的に傷ありなしのレンズで普通のシーンを撮り比べてもその違いが分からない可能性が高く、ただし大きな影響を受ける可能性はフレアがある時であると指摘しています。