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CP+2023 CIPAによるカメラ世界市場 2023年出荷見通しは前年割れ

CP+2023でCIPAが「CIPAデジタルカメラマーケット・セミナー」を配信。その中でカメラ世界市場におけるカメラ&レンズの出荷台数見通しを公開しています。

19:43あたりからカメラ世界市場における2022年出荷実績と2023年出荷見通しを明らかにしています。カメラ全体をはじめ、各カテゴリーに分けてレンズ交換式カメラ、レンズ一体型カメラ、交換レンズの出荷見通しが確認できます。

2023年 カメラ&レンズ出荷見通し

2023年出荷見通し
  • デジタルカメラ全体 … 2022年801万台 → 2023年740万台 (92.4%)
  • レンズ交換式カメラ … 2022年593万台 → 2023年572万台 (96.5%)
  • レンズ一体型カメラ … 2022年208万台 → 2023年168万台 (80.8%)
  • 交換レンズ … 2022年973万本 → 2023年939万本 (96.5%)

カメラ全体、各カテゴリーのレンズ交換式カメラ、レンズ一体型カメラ、交換レンズすべてが前年割れの出荷見通しとなっています。CIPAは少な目な出荷見通しなった主な理由を2つ挙げており…

  • 混乱時期を脱したもののコロナ禍が依然として懸念材料である事
  • 半導体部品の長納期化により同部品の供給が不足している事

CIPAは、製品供給は改善しつつあるが、完全回復したとは言えばない状況であると解説しています。

2023年は世界的なインフレを抑えるべく金利を上げそれを維持し景気を落ち着かせる方向なので、カメラ市場は景気後退の影響を受けるかもしれないと個人的に考えます。