2023年 デジタルカメラ世界出荷額7143億円 出荷台数772万台 平均単価9万円台
CIPA(カメラ映像機器工業会)が、2023年(1月~12月)におけるデジタルカメラ生産出荷統計を公開しました。2023年におけるデジタルカメラ世界出荷額は7,143億円で2022年と比べると約5%上昇しています。
CIPAのデータには出荷額と出荷台数が掲載されており、個人的に気になったところをピックアップ。集荷額と出荷台数は、切りのいいところで切り上げました。
2023年 デジタルカメラ世界市場
- 出荷額 … 7,143億円
- 出荷台数 … 772万台
2022年と比べると出荷額は " 4.9% " 上回っており、出荷台数は " -3.6% " 減少した事が伺え、この事から平均単価が上昇した事が分かります。日本経済新聞の記事によると、平均単価は過去最高の9万円台に達したとのこと。
2023年 レンズ交換式カメラ世界市場
- 出荷額 … 6,370億円
- 出荷台数 … 599万台
デジタル一眼レフとミラーレス機すべてを含めたレンズ交換式カメラは、出荷額6,370億円、出荷台数は599万台とのこと。レンズ交換式カメラは2022年と比べてると、出荷額は4.4%、出荷台数は1.2%上回った事が確認できます。
ミラーレス機のみの出荷額と出荷台数も掲載されており…
2023年 レンズ交換式ミラーレスカメラ世界市場
- 出荷額 … 5,804億円
- 出荷台数 … 483万台
2023年レンズ交換式ミラーレスカメラ世界市場における出荷額は5,804億円、出荷台数は483万台だった事が明らかに。ちなみに一眼レフの出荷額は565億円、出荷台数は116万台の模様。ミラーレスカメラは2022年と比べると出荷額は10.9%上昇し、出荷台数は18.6%増加した事が分かります。引き続きミラーレスカメラは好調な伸びを持続しています。