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NHK 2030年頃までに「湾曲した撮像デバイス」の実用化を目指す

NHK技研が「技研公開2024 (5月30日-6月2日)」を開催するので公式Webサイトを見てみたら、2025年までに凹面状に湾曲したシリコンデバイスの作製技術を確立し、2030年頃までの実用化を目指す事を明らかにしていました。

曲面型センサー

NHK技研は小型で歪みの少ない広視野カメラの実現を目指しています。厚さ0.01mmで自由に曲げる事が可能なシリコン撮影デバイスの研究を続けており、2025年までに凹面状に湾曲したシリコンデバイスの作製技術を確立、2030年頃までに実用化を目指すとのこと。以前からNHK技研は、曲面型イメージセンサー / 曲面型シリコンデバイスの研究を続けていました。

「技研公開2024」は様々な可能性を秘めた技術が展示される予定です。

これ以降はデジカメライフ雑談になります。

曲面型の撮像デバイスはレンズ収差による映像周辺部のボケを補正する事は可能と言われていますが、今のところレンズ交換式カメラでは難しいと言われています。こういう動きがあるとこういうタイプのカメラの需要を生み、将来的にソニーなどから曲面型イメージセンサーが登場する可能性があるのかどうか色々想像してしまいます。