CP+2025 CIPA カメラとレンズの2025年出荷台数見通しを明らかに
CP+2025 CIPA(カメラ映像機器工業会)が「CIPAデジタルカメラマーケット・セミナー」を公開し、カメラとレンズの2025年出荷見通しを明らかにしました。
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2025年 出荷見通し ※()は前年比
- デジタルカメラ全体 … 858万台 (+1.0%)
- レンズ交換式カメラ … 666万台 (+0.8%)
- レンズ一体型カメラ … 192万台 (+1.9%)
- 交換レンズ … 1,056万本 (+2.4%)
カメラもレンズも2024年と比べてほぼ横ばいの出荷見通しになっています。でも前年割れはせず、わずかに出荷台数は伸びそうな感じです。
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上記は2003年~20024年までのデジタルカメラ出荷数量グラフ。折れ線グラフはデジタルカメラ合計、棒グラフがレンズ一体型カメラとレンズ交換式カメラとなっています。やはりスマートフォンの台頭で2011年ぐらいから出荷数量は一気に下落しましたが、ここ数年は底を打った印象です。CIPAは「出荷台数は2010年をピークにスマートフォンの普及によってコンパクトデジタルカメラの需要が減少した事により出荷台数の減少は続いていますが、その下落幅は近年緩やかになってきています。」と表現しています。