カメラメーカー 春の決算発表スケジュール 2025 米国相互関税雑談も少しだけ
このところ米国の相互関税が世界経済に動揺を与えており、カメラメーカーの通期見通しや関税対策や製品価格の方向性が気になるところ。カメラメーカーの春の決算発表スケジュールをまとめてみました。米国相互関税に関する雑談も少しだけ。※Update : パナソニックの決算発表日が決定しました。

カメラメーカー 2025年春の決算発表スケジュール ※Q4/年間決算 ※※Q1決算
- 2025年4月23日 … キヤノンマーケティングジャパン ※※
- 2025年4月24日 … キヤノン ※※
- 2025年5月2日 … タムロン
- 2025年5月8日 … ニコン ※
- 2025年5月8日 … 富士フイルム ※
- 2025年5月9日 … パナソニック ※
- 2025年5月14日 … ソニー ※
- 2025年5月14日 … リコー ※
キヤノンとタムロンはQ1決算 (2025年1月-3月)、ソニー・ニコン・富士フイルム・リコー・パナソニックは年間決算 (2024年4月-2025年3月) を控えています。パナソニックに関しては、現時点で開催日を告知していないので、告知され次第更新予定。※Update : パナソニックの年間決算発表は、2025年5月9日に行う事が決定しました。

カメラメーカーは4月下旬から5月上旬に決算発表を予定しています。開催時期に " 関税 " がどのような状況になっているのか現時点でまったく読めない印象。トランプ関税が発表され、S&P500は2日間で約10%下落しました。今朝起きてfinvzのS&P500マップを見たら上記のスクリーンショットを見て分かる通り真っ赤、CNNのFear&Greedは " Extreme Fear 4 " まで低下しています。VIX恐怖指数も結構上がってきており、おそらく月曜日の日本株式市場も継続して下落しそうな展開に。
関税戦争/貿易戦争になりそうな雰囲気もあり、カメラメーカーは企業努力でどこま価格上昇を抑える事ができるのか、製品価格にどこまでコストを転嫁するのか、通期見通し(利益)はどうなっているのか個人的に注目しています。
トランプ関税(相互関税)に対して中国はすでに米国からの輸入品に34%の追加課税を課し、一部のレアアースを輸出規制の対象に加える事を表明済み。ベトナムは関税撤廃に向けた協議で合意。日本をはじめ、カメラメーカー生産工場があるアジア各国の対応も気になるところ。※ロイター記事 その1 その2