PetaPixel : DJIはレンズ交換式フルサイズミラーレスカメラを開発する事はないだろう
海外でDJIの新製品 360°カメラ「DJI Osmo 360」とドローン「DJI Mini 5 Pro」がリークされ、アクションカメラ「DJI Osmo Action 6」スペック情報(噂)が登場し、再びDJIからミラーレスカメラが登場するのではないか?という噂が再浮上しています。その中でPetaPixelが意見記事を掲載し、DJIはレンズ交換式フルサイズミラーレスカメラを開発する事はないだろうと主張しています。

DJIは技術的にフルサイズミラーレスカメラを上手く設計し、画像処理の経験と知識があるとしながらも、ソニー・キヤノン・ニコンなどと直接競業するレンズ交換式フルサイズミラーレスカメラを開発しているとは考えられないとのこと。ソニーがコニカミノルタを買収しリスクを負いながらタイミングを逃さず多額の投資と情熱を注ぎ込み成功した例と撤退したサムスンの例を挙げ、(ソニーに続く)2度目の幸運が訪れる事は稀で、DJIのフルサイズカメラ市場参入は失うものが多く得られるものは少ないとしています。写真家はブランドを次から次へと乗り換えるものではないと表現。
PetaPixelはDJIの手ブレ補正技術やAFシステムそしてコンピュテーショナルフォトグラフィーの技術を評価しており、DJIはRonin製品やドローンでシネマ分野において革新的な存在感を示しており、映画製作機器の分野で低リスクで参入機会を見つける事ができるかもしれないと掲載。おそらく、そうはならいだろうと結論付けています。