2024年 コンデジ メーカー別 出荷台数 ソニー・キヤノン・富士フイルム・リコー
四季報「業界地図2026」を購入したので2024年のコンパクトデジタルカメラ メーカー別 (ソニー・キヤノン・富士フイルム) 出荷台数を一緒に見てみましょう。比較できるよう2023年の出荷台数も掲載しました。※世界カメラ市場

コンパクトデジタルカメラ 出荷台数 2024
- ソニー … 47万台 (→)
- キヤノン … 43万台 (↓)
- 富士フイルム … 13万台 (↑)
- リコー … 6万台 (↑)
コンパクトデジタルカメラ 出荷台数 2023
- ソニー … 47万台
- キヤノン … 46万台
- 富士フイルム … 5万台
- リコー … 5万台
2024年のコンパクトデジタルカメラ市場は、ソニーが47万台でトップ、それにキヤノンが43万台で続き、富士フイルムが大幅に出荷台数を引き上げ10万台を超えてきました。

富士フイルム
富士フイルムは5万台から13万台に出荷台数を引き上げていますが、市場ではまだ「X100VI」は供給不足状態が続きます。富士フイルムの場合は需要と供給のバランスが取れていないので、生産台数を2倍に増やしても市場ではそれを感じ難い感じでしょうか。※13万台にチェキ ハイブリッドカメラが含まれているかどうか不明
ソニー
ソニーはこの2年連続47万台を維持しており、おそらくVLOGCAMが好調である事が伺えます。今年はフルサイズセンサー搭載コンパクトカメラ「RX1RIII」を投入し大きな話題に。ここ最近コンパクトカメラ需要が高まりつつあるので、今後「RX100」シリーズの新型機が登場する可能性はあるのか気になるところ。
キヤノン
先日掲載した「ミラーレスカメラ メーカー別 出荷台数 推移 2021-2024」で少し触れましたが、キヤノンはコンパクトデジタルカメラの増産体制を整え供給量を増やす事を告知済み。なので2025年の出荷台数は増加しそうな印象です。ちなみに「PowerShot V1」の納期はキヤノンオンラインショップで納期6ヶ月以上となっており、依然供給不足状態が続きます。※2025年9月3日時点
リコー
リコーイメージングは「GRIV」を正式発表し、国内では2025年9月12日発売予定。すでに初回出荷分は予約で売り切った感じです。「GRIV」の生産体制は「GRIII」と同等なのか、生産を強化しているのか気になるところ。