富士フイルム XF 14mm F2.8 R は、歪みも問題なく優れた広角単焦点レンズ
Mike Kobal が、富士フイルム フジノンレンズ XF 14mm F2.8 R を FUJIFILM X-E1 に装着してレビューとサンプル画像を掲載しています。トキナー 11-16mm F2.8と撮り比べていて XF 14mm F2.8の長所と短所を導き出しています。
- XF 14mm F2.8は、35mm換算で21mmの焦点距離で富士フイルムは超広角レンズとして売り出しているが、私的には超広角レンズと名乗るにはもちょっとワイドであって欲しい
- まあ現在の基準では超広角の部類に入るレンズだし、歪みの問題もなく、光学性能はすごく優秀で魅力的なレンズなのだ
XF 14mm F2.8 の長所は…
- 歪みの無い単焦点レンズ
- F値が、超広角レンズとしてF2.8と明るい
- AFが速く、MFも合わせ易い
- 超広角レンズでありながら小型軽量化されている
XF 14mm F2.8 の短所は…
- やはり14mm (35mm換算 21mm)は、超広角とは言えない
- ズームレンズでは無い為に、狭い場所や限定的な場所だと使い難い時があるかもしれない
- 手振れ補正機構が搭載されていない (この点に関しては賛否両論あるかもしれないが、暗い教会や城などの撮影では手振れ補正機構は威力を発揮する)
光学性はまったく問題ない性能ですけど、超広角レンズとしての焦点距離や、ズームか単焦点か? …などなど、個人個人の価値観に左右されるレンズなのかな~と今回のレビュー記事を読んで感じました。
トキナーの AT-X 116 PRO DX 11-16mm F2.8 は、かなり評価の高い超広角ズームレンズとレビューで語っていて、マウントアダプター経由で使用するのも悪くない選択と思われますから、選択肢が増えますね。
元記事にはニューヨークのグランドセントラル駅で両レンズをX-E1に装着して撮り比べたサンプル画像が掲載されていて、画角の違いや描画を見比べる事ができるサンプル画像が複数枚掲載されています。