Lightroom 4.4は、X-Trans RAWファイルのディテール大幅向上に成功している
Frontal Lobbings が海外で公開されたばかりのアドビ Lightroom 4.4 で最適化された富士フイルム RAW(RAF)ファイルの仕上がり具合を、Ligthroom 4.3、Capture One 7.02、カメラJpegと比較したレビューを掲載しています。
- アドビがLightroomの最新バージョンを発表した
- この中には、Ligthroom 4.3でX-Pro1やX-E1で対処し切れなかった富士フイルム X-Tras RAWファイルの最適化が含まれている
- LigthRoom 4.3では水彩画みたいなディテールだったのが、4.4では改善されていて、詳細なディテールも描画するようになった
- 暗部のディテールが劇的に向上しているようだ
- 多くのユーザーはCapture One 7.02で現像する方がシャープになると感じていると思うだろうが、Capture One 7.02はモアレを目立させることなくシャープにすることが難しく感じる
- Lightroom 4.4はシャープネス設定の「半径」があり、ここを調整することによりモアレを減少させていることに成功している
- 個人的には、Capture One 7.02のデフォルトのシャープ設定は使うつもりはない
- 今回の最適化で最高に感じたことは、カメラが生成するJpegよりも遥かに良い描画で現像できることではないだろうか
- 部分的には軟調のところもあるが、ディテールは劇的に改善している
- 完璧ではないが、Lightroom 4.4は富士フイルム X-Tras RAW(RAF)ファイルを現像する選択肢のひとつに挙げても良いと思う
- アドビと富士フイルムが良い現像結果になるように情報交換したのは明らかである
- 現在Lightroom 4.4の可能性を探っている段階ではあるが、この結果に非常に満足している
この元記事が更新されていて、お勧めのシャープネス設定も掲載されています。
- 適用量: 70 (ここは個人のお好みの数値で)
- 半径 : 0.5
- ディテール : 30
- マスク : 35
まあ設定は個人個人で違ってくるとは思いますが、ちょっと試してみることで自分なりの仕上げ設定が見つかるかもしれませんね♪
元記事には、Lightroom 4.4で現像した画像を、Ligthroom 4.3 、Capture One 7.02、カメラJpegと比較したサンプル画像も掲載されています。