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富士フイルム X100S / X20 の注目すべき技術は点像復元処理技術にあり

写真家 田中希美男氏が自身のブログで富士フイルム X100Sのレビューを掲載しています。富士フイルム X100S / X20 の注目すべき技術は、「点像復元処理技術」のハード処理にあるそうです。

  • X100s / X20が新しく採用した機能や機構のなかでもっとも注目すべき機能こそが「点像復元処理 ― Lens Modulation Optimizer(LMO)」だと断言したい
  • 回折現象により低下した画質を元に近い状態に"復元"する画像処理技術である
  • 回折現象による影響をできるだけ目立たなくする方法(復元技術)のひとつが、点分散関数とかデコンボリューションとよばれている信号処理技術
  • X100s / X20では独自の復元アルゴリズムを作り、それをICチップにしてカメラ内に組み込んだところがすごい
  • ソフト処理ではなくハード処理化したことで、ほぼ瞬時に処理が行えて画期的だ
  • X100s / X20の点像復元処理により、フジは、回折による影響(画質低下)が約2絞り分ほど抑えられる、と言っている

このレビュー記事には、キヤノンの Digital Photo Professional (DPP) が引き合いに出されていて、田中氏曰く同じ処理方法がこのソフトには組み込まれてPCの処理能力に頼っているのに対して、富士フイルムの「点像復元処理技術」は、独自の復元アルゴリズムをICチップでカメラ内に組み込みハード処理で瞬時に処理できるところを賞賛しています。

将来的には、センサーが高画素化してもレンズ絞り込んでも「点像復元処理技術」の恩恵で問題なく撮影できると処理技術の大きな「夢」の可能性についても触れています。

今回の富士フイルム X100S / X20 は新技術てんこ盛りで、体感的にも進化を感じる機種に仕上がっていると思いますが、画像処理に関しても色々強化されているみたいで、ますます魅力的なカメラに感じちゃいますね。