富士フイルムが、XF 27mm F2.8 と XC 16-50mm F3.5-5.6 を発表
富士フイルムが、FUJIFILM X-M1 と同時にフジノンレンズ XF27mm F2.8 (パンケーキレンズ) と XC16-50mmF3.5-5.6 OIS (標準ズームレンズ)を正式発表しました。XF27mm F2.8が45,000円前後、XC16-50mmF3.5-5.6 OISが40,000円前後とのこと。
XF27mm F2.8
- 焦点距離27mm(35mm判換算:41mm)という人の視野に近い画角で、見たままのシーンを自然にとらえることが可能
- 質量約78g、全長23mmとAPS-Cサイズのミラーレス単焦点レンズでは最小最軽量クラスを実現
- ガラスモールド非球面レンズを1枚採用し、歪曲収差を極限まで抑制
- 多層コーディング処理「HT-EBC」により、センサーの性能を最大限に発揮させ、シャープでクリアな解像力を実現
- APS-Cサイズのミラーレス単焦点レンズで最速レベルの高速レスポンスを実現
- 円形7枚絞り羽根により、浅い被写界深度を生かしたポートレートや、料理・小物を近接撮影する際に被写体を引き立たせるキレイなボケ味が楽しめる
フジノンレンズ XF 27mm F2.8 の基本的なスペックは…
- レンズ構成 : 5群7枚 (非球面レンズ1枚)
- 焦点距離 : f=27mm (35mm判換算:41mm相当)
- 画角 : 55.5°
- 最大口径比 (開放絞り) : F2.8
- 最小絞り : F16
- 羽根枚数 : ステップ段差 7枚 (円形絞り)
- 撮影距離範囲 標準 : 0.6m~∞
- 撮影距離範囲 マクロ : 34cm~∞
- 最大撮影倍率 0.1倍
- サイズ : φ61.2mm×23mm
- フィルター径 : φ39mm
- 重量 : 78g (レンズキャップ含まず)
35mm換算 41mmでしかもパンケーキスタイルですごく使い回しが良さそうなレンズな印象です。AFスピードも高速で歪みも少ないレンズらしいので、今後カメラ系サイトのレビューやユーザーレビューが楽しみになってきました。個人的には、このXF27mm F2.8とX-M1の組み合わせでストリートスナップしたら楽しそうだな~と想像してしまいます。
XC16-50mm F3.5-5.6 OIS
- コンパクトボディの「FUJIFILM X-M1」に合わせて開発した、広角24mmから中望遠76mmまでをカバーする標準ズームレンズ
- 室内撮影から、風景撮影、スナップ撮影まで幅広いシーンに最適
- 3枚の非球面レンズと1枚のEDレンズを含む10群12枚のオールガラス製レンズ
- 7枚円形絞り羽根を採用し、1/3ステップ(全17段)での細かな露出コントロールも可能
- フォーカスレンズの軽量化と高精度モーターの採用により高速AFを実現
- 光学式手ブレ補正機能を搭載し、手持ち撮影時の手ブレを抑える
XC 16-50mm F3.5-5.6 OIS の基本的なスペックは…
- レンズ構成 : 10群12枚 (非球面レンズ3枚、異常分散レンズ1枚)
- 焦点距離 : f=16-50mm (35mm判換算 : 24-76mm相当)
- 画角 : 83.2°-31.7°
- 最大口径比 (開放絞り) : F3.5 - F5.6
- 最小絞り : F22
- 羽根枚数 : 7枚 (円形絞り)
- 撮影距離範囲 標準 : 0.6m ~ ∞(ズーム全域)
- 撮影距離範囲 マクロ 広角 : 30cm~10m
- 撮影距離範囲 望遠 : 40cm~10m
- 最大撮影倍率 : 0.15倍 (テレ端)
- サイズ : φ62.6mm×65.2mm (ワイド端) / 98.3mm (テレ端)
- フィルター径 : φ58mm
- 重量 : 195g (レンズキャップ含まず)
X-M1用に開発された標準ズームレンズでキットセットにも設定されていて、小型軽量がコンセプトでマウント部分はプラスティック製、絞りリングも省略されています。XFではなく新たなXCのラインを作った富士フイルムですが、今後もXCシリーズのラインアップが増えていくのか気になります。