富士フイルム X-A1 は、X-Trans センサー非搭載だが素晴らしい画質を実現している
ePHOTOzine が、富士フイルム X-A1のレビューとサンプル画像を掲載しています。X-A1は一般的なAPS-Cセンサーを搭載しているものの、ISO感度耐性は高く、ディテール豊かな画像で、お勧めの1台と評価しています。
- 富士フイルム X-A1は、Xシリーズのエントリークラス ミラーレス機である
- 高画質を実現しながら使い易く、手頃な価格のミラーレス機で、16-50mmとのレンズキットで499ユーロなのだ
- Xシリーズの特色はX-Trans センサーなのだが、このX-A1はX-Trans センサーを採用せずにスタンダードなAPS-C センサーを搭載することによって低価格を実現している
- この富士フイルムの選択により、ISO感度耐性、演色性、ディテールなどの画像品質がどう影響を受けているのか見ていこうと思う
- 実質的なスペックはX-M1と同等で、3インチ可動モニタ、内蔵フラッシュ、マニュアルコントロール、Wi-Fi、同じISO感度設定が採用されている
- 基本的にプラスティックボディで部分的に金属が使われているが、ボディの仕上がり自体は良い感じ
- 背面の親指グリップがゴム製でないのが残念だが、前面のグリップはちゃんと領域が確保されている
- キットレンズ 16-50mmは、絞りリングは採用されてなくて、マウントは金属製ではなくてプラスティック製である
- APS-Cセンサーを搭載しているものの小型軽量ボディを実現しているが、基本XレンズはAPS-Cセンサーに最適化されているので大きいレンズも多く、55-200mmをX-A1に装着するとかなり大きく感じる
- Wi-Fiで画像転送は可能であるが、アプリでリモートコントロールで出来ない
- 事前にオプション設定をしておけば、Qボタンでメニューに入ることなくダイレクトに設定可能
- バッテリーは、 CIPA規格 電池寿命測定方法で350枚撮影可能
- ISO3200までは感銘を受けるくらいに良好で、ISO6400でさえディテール豊かで低ノイズを実現している
- ISO12800では、ノイズが増加しディテールも低下する
- ISO25600は、さらにノイズが増加するのでISO12800以上は常用外と見て良い
- X-A1はディテール豊かな画質で、X-Trans センサーを搭載したX-E1よりも滑らか画質を実現している
- X-A1はX-Trans センサー 非搭載ながらも、ISO3200~6400は低ノイズでディテール豊かな画像品質を実現している
- 手頃な価格で、高画質で色々機能が満載のX-A1は、ePHOTOzineはX-A1をお勧めする
かなり高評価なレビューになっていて、X-Trans センサー非搭載で、いくつかの機能は省かれているが、X-E1より良いかもしれないとまでコメントしていて、個人的に思っていたより高評価でビックリ。
Xシリーズは、X-Trans センサーありきな機種というイメージが強いですけど、今回のレビューを見る限り遜色ない(?)画質を実現しているようです。今後他のレビューサイトが、どんな評価をするの楽しみかも。同じような評価になるのか、やはりX-Trans センサー搭載機の方に軍配が上がるのか。
X-A1は現時点で日本国内では発表されていない状況です。