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富士フイルム ノーマル56mmF1.2 と APD56mmF1.2 撮り比べ目利き画像が登場

富士フイルムが究極のボケ味を目指した XF 56mm F1.2 R APD を発表しましたが、Xフォトグラファー ネイサン・エルソン氏が自身のブログに XF 56mm F1.2 R APD と ノーマルの XF 56mm F1.2 R で同じシーンを撮り比べたポートレイトを掲載しています。他にもlaROQUEが、サンプル画像を多数掲載しています。

富士フイルム XF56mmF1.2撮り比べ

元記事にはもう少し大きい画像が掲載されています。この撮り比べ写真を撮影する時に、露出を調整する必要があって、ノーマル56mmがAPD56mmよりも約1段ほど明るいそうです。アポダイゼーションフィルター(APD)の有無の差で起きる現象で、これが色々な撮影シーンでどのような影響が出てくるかは不明とのこと。

よりコントラストの立ち上がりが良く、よりディテール豊かで、背景の仕上がり具合にも好印象なインプレッションも掲載されています。ど素人な自分は、使用レンズが明記されていなくて、パっと見でAPD56mmで撮影した画像を当てろと言われたら間違えちゃうかも。

あと画像が小さいので差が分かり難いのと、実際自分で撮り比べたフィーリングと単に画像を見比べただけのフィーリングが違うと思いますので、色々な意味でレンズの奥深さを感じてしまいます。まだ発売が12月と先なので、国内外のメディアや写真家が公開するサンプル画像でしか判断出来ませんが、徐々に56mm F1.2 APDの素養の良さやクセそして注意事項など色々な情報が登場してくると思われます。

富士フイルム XF56mmF1.2撮り比べ

laROQUEにも数多くのサンプル画像(女性ポートレイト)が掲載され、比較画像も掲載されています。上の画像がスタンダード56mmで、下の画像がAPD56mmのようです。価格だけの事はあるレンズと評価していますが、像面位相差AFは動作せず、コントラストAFでしかAFは動作しないとも書かれているようです。