富士フイルム X-T10 発表 新AFを採用し最適な操作性をそのままに小型軽量化を実現
富士フイルムが、新しいXシリーズ・ラインとなる X-T10 を正式発表しました。動体に強い新AFシステムとタイムラグ世界最短0.005秒を実現するEVFを採用し、最適な操作性をそのままに小型軽量を実現したミラーレス機になります。2015年6月25日発売予定、価格はフジフイルムモールで本体のみ 96,660円(税込)、レンズキット 129,060円(税込)となっています。
- 1630万画素 X-Trans CMOS IIセンサー
- EXR Processor II
- ファイルサイズ : 4896×3264 px
- ISO感度 : ISO200~6400 (拡張 ISO100 / 12800 / 25600 / 51200)
- 露出補正 : -3.0EV~+3.0EV
- シャッタースピード : 30秒~1/4000秒
- 高速連写 : 8コマ/秒
- EVF : 0.39型 有機ELファインダー 236万ドット 視野率100%
- 背面モニタ : 3.0型 3:2アスペクト チルト式TFTカラー液晶 92万ドット
- フルHD : Full HD 1920×1080 60p / 50p / 30p / 25p / 24p 連続最大約14分まで
- フィルムシミュレーションモード : 11モード
- サイズ : 118.4mm × 82.8mm × 40.8mm
- 質量 : 331g
- カラー : ブラック / シルバー
小型軽量化が売りのミラーレス機は、ダイヤルなどを省略する傾向が強いですが、この富士フイルム X-T10は、ダイヤルとリングを組み合わせ操作性を損なう事を最低限に抑えているようです。加えて " CONTROL MODE " だけでなく " AUTO MODE " も用意しているので、幅広いユーザーに対応している印象です。
背面モニタはティルト式になっていますし、新AFシステムも採用され、色々なシーンでパフォーマンスを発揮してくれるのではいでしょうか。すでにXマウントレンズのラインアップは厚みを増してきていますから、お気に入りのレンズを装着してこのX-T10を楽しむのもありかもしれません。
ちなみにレンズキットは、XF18-55mmF2.8-4 R LM OISとなっています。