ホーム > カメラニュース 2015 > 富士フイルム フルサイズ機を作らない理由をコメント

富士フイルム フルサイズ機を作らない理由をコメント

AmazonJPが、富士フイルム 光学・電子映像事業部 電子映像グループ マネージャー 上野 隆氏インタビュー記事「FUJIFILMがフルサイズ一眼を作らない理由」を掲載していて、富士フイルムがフルサイズ機を作らない理由、どうしてAPS-Cを選んだのか興味深い内容となっています。

フィルム時代から引きずらなければいけないものが何もなく、色々なセンサーサイズが選択可能で、色々な検証をした結果「ボディの大きさ、画質を最適バランス化できるものは、APS-Cである」という結論に至ったそうです。

フルサイズのマイナスポイントも挙げていて「フルサイズセンサーの持つ潜在能力を最大限発揮しようとすると、レンズはとても大きく、重い設計になります」とコメントしていて、富士フイルムが目指すカメラは「プロ写真家の使用に耐える高画質と小型・軽量を最適バランス化させたシステム」でXシリーズが " APS-C ミラーレス機 " に仕上がったとのこと。

これまでのインタビュー記事にも登場しましたが、" APS-Cでもフルサイズに匹敵する画質 " とフジノンレンズとX-Transセンサーが生み出す描画能力に自信を持っているコメントも掲載されています。

以前もインタビューでフルサイズ機に関するコメントは何度か目にしてきましたが、結構断片的な感じで、今回はまとめてそれを話しているように感じました。各レンズに関する話もされているので興味のある方は是非。