富士フイルム XF90mm F2 R LM WR は、多くのXシリーズユーザーを魅了する
ePHOTOzineが、富士フイルム フジノンレンズ XF 90mm F2 R LM WR のレビューとサンプル画像を掲載しています。XF90mm F2は、開放から卓越したシャープネスを実現し、クアッド・リニアモーターを採用したAFは高速かつ正確で、多くのXシリーズユーザーを魅了する大口径単焦点レンズであると評価しています。
XF90mm F2 R LM WRの長所は…
- 開放時から中央部分のシャープネスが非常に良い
- F値を絞っていくとフレーム全体が卓越したシャープネスに
- (この手のレンズとしては)比較的軽量なレンズ
- (絞りリングなどが採用された)伝統的なスタイル
- ボディの仕上がり具合が素晴らしい
- 防塵防滴(-10℃耐低温)仕様
- 高速AF
- 制御された歪曲と周辺減光
XF90mm F2 R LM WRの短所は…
- 正常で不具合でないのだが、レンズを使用していない時、中でレンズ機構がカタカタ音がする時がある
四つ星半を獲得し " かなりお勧めレンズ " に選出されています。開放から中央部はキレのあるシャープネスを実現していて、AFが高速かつ正確なところを選出理由に挙げています。
新開発 クアッド・リニアモーターを採用したAF性能の評価が高く、高速・正確・静音を実現していて安心して使用できるコメントしていて、フォーカスリングのフィーリングも上々のようです。短所として挙げているカタカタ音は、どうやらリニアモーター式を採用しているために出るようです。
シャープネスは、中央部分はF2.8~F8.0までがピークで、フレーム全体はF5.6~F8.0が素晴らしいと評価しています。色収差は制御され、周辺減光も大口径レンズとして制御されF4まで絞れば全域が均一になるとのこと。歪曲は、わずかに0.618%の糸巻型歪曲が出現するのみのようで、かなり光学性能が良さそうな感じです。
フレア耐性も高く、逆光シーンで撮影してもコントラストの低下はなかったようです。
35mm換算 135mmレンズは昔ほどの人気はないが、ポートレートに最適なレンズで、非常に高いシャープネスを実現し、AFは高速かつ正確で、防塵防滴仕様は悪天候で写真を撮りに行くユーザーにとってボーナスであり、このレンズは多くのXシリーズユーザーを魅了するはずであると総評しています。