富士フイルム X-Pro2 ファームウェア Ver.2.0公開 合計20項目に及ぶ機能向上改善
富士フイルムが、FUJIFILM X-Pro2 新ファームウェアアップデート Ver.2.0を公開しました。以前予告されていた機能強化を含む合計20項目に及ぶファームウェアとのこと。加えて合計12本の交換レンズの新ファームウェアも公開され " OVFのパララックス補正追従性の向上 " が図られました。
主な内容
- 「X-T2」に搭載された新しいAFアルゴリズムを「X-Pro2」に適用いたします(AF-Cカスタム機能を除く)。その結果、より正確なAFを実現し、AF-CでのAF追従性能も向上しました。また、測距点数が通常時91点(現行77点)、最大325点(同273点)に増加し、よりフレーミングの自由度が向上します。
- 11月17日発売予定のハイエンド多機能外部フラッシュ「クリップオンフラッシュ EF-X500」(以下、「EF-X500」)に対応し、最大3つのグループに分けたフラッシュ群をワイヤレスでTTL調光させることが可能です。また、同じく「EF-X500」との組み合わせでハイスピードシンクロ撮影ができます。
- オートパワーオフ機能に新たに15秒、30秒、1分のタイマーを新設しました。また、今までエコノミーモード時のみだった省電力機能が「ハイパフォーマンス」「スタンダード」の各動作モードにおいても適用可能です。その結果、待機中の電力消費を、より効果的に抑制できます。
- AFフレーム補正OFF時においてもパララックスに連動した測距点位置を表示でき、光学ファインダー使用時のピントの「中抜け」現象を抑制することができます。
OVFのパララックス補正追従性の向上対象フジノンレンズ
- XF14mmF2.8 R
- XF16mmF1.4 R WR
- XF18mmF2 R
- XF23mmF1.4 R
- XF27mmF2.8
- XF35mmF1.4 R
- XF60mmF2.4 R Macro
- XF10-24mmF4 R OIS
- XF16-55mmF2.8 R LM WR
- XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
- XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR
- XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II
あとX-Pro1 新ファームウェア Ver.3.70も公開され、 撮影メニューのAFフレーム補正ON時の仕様が変更され、OVFのAFフレーム補正枠の表示位置を使用説明書記載の推奨値に固定したと掲載されています。