ホーム > カメラニュース 2017 > 富士フイルム X100F は、使用する喜びを与えてくれ最高の気分にさせてくれるカメラ

富士フイルム X100F は、使用する喜びを与えてくれ最高の気分にさせてくれるカメラ

ePHOTOzineが、富士フイルム Xシリーズの源流であるコンパクト機 X100F レビューとサンプル画像を掲載しました。新型2400万画素 X-Trans CMOS III センサーの描画力の高さ、ユニークなアドバンスト・ハイブリッドビューファインダー、直観的な操作感を実現したカメラで、使用する喜びを与えてくれ最高の気分にさせてくれると評価しています。

X100Fの長所は…

  • 光学ファインダー(OVF)使用時390枚撮影可能
  • 素晴らしいノイズ耐性
  • 絞り・シャッター・ISO感度・露出補正などがダイレクトコントロール可能
  • ユニークなアドバンスト・ハイブリッドビューファインダー
  • 充実したフィルムシミュレーション
  • 改善されたメニューシステム
  • より高速になった連写性能

X100Fの短所は…

  • SilkyPIXは直観的に使えないので、アドビ製品をお勧めする
  • レンズはフレアの影響を受け易く、このレンズは10cmオートマクロが採用されているが、マクロ撮影用には設計されていない
  • 背面モニタは、固定式ではなくチルト式だったら良かった

4.5星を獲得し " かなりお勧め機種 " に選出されています。X100Fは独自の撮影体験を提供すると共に並外れた画像を実現しているポイントを選出理由に挙げています。写真家を念頭に置いて設計されたプレミアムカメラで、アドバンスト・ハイブリッドビューファインダーを採用しながらもレトロでクラッシックなデザインに仕上げ、直観的なマニュアル操作を実現し、価格的にも正当化できる魅力的なカメラとのこと。

新型2400万画素 X-Trans CMOS III センサーは、素晴らしいノイズ耐性、実に見事な色再現性、並外れたシャープネスを実現し最高の画像を叩き出すAPS-Cセンサーであると絶賛しています。据え置きのフジノン 23mm F2 レンズもディテール豊かでシャープな画像を実現していると評価していますが、最短撮影距離付近のパフォーマンスとレンズ周辺から差し込む明るい光に対してフレアが発生する事があると指摘しています。フレアに関しては、別売りのレンズフード (LH-X100)を装着する事によって回避できる時もある模様。

レンズの焦点距離が自分の撮影スタイルに合えば、明るいF2.0レンズで素晴らしい結果をもたらしてくれるとコメントし、テレコンバージョンレンズ(35mm換算 50mm)とワイドコンバージョンレンズ(35mm換算 28mm)やデジタルテレコンバーターの使用も提案しています。

X100Fを撮影する機会があれば、この手で試してみる事を強くお勧めする。使用する喜びがあり、最高の気分にさせてくれるカメラであると結論付けています。

ISO感度耐性は…

  • ISO100~6400 … 素晴らしいノイズパフォーマンス
  • ISO12800 … 特に補正する事なく使用可能なレベルであると思う
  • ISO25600 … リサイズもしくはモノクロ化、ノイズ処理などを行えばまだ使える
  • ISO51200 … 唯一使用避けた方が良いISO感度

…と判断しています。あとFuji Rumorsが英国でこの富士フイルム X100Fは、X100シリーズ最高のスタートを切ったそうで、4月までバックオーダーを抱えた状況が続くと伝えています。