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富士フイルムが、FUJINON MK50‐135mm T2.9 Eマウントを正式発表

富士フイルムが、以前からレンズロードマップ上で予定していたMK18-55mm T2.9に続く小型軽量シネレンズ第2弾 " FUJINON MK50‐135mm T2.9 Eマウント" を正式発表しました。2017年7月中旬発売予定、希望小売価格 450,000円(税別)とのこと。

今回発売する「MK50‐135mm」は、焦点距離50-135mmをカバーする望遠ズームレンズです。焦点距離全域においてT2.9の明るさを維持し、浅い被写界深度によるボケ味を活かした撮影を可能にします。マウントはスーパー35mm/APS-Cセンサー対応のEマウントを採用。短いフランジバックの利点を光学設計に最大限活かすことで、高い光学性能と小型・軽量ボディを両立しています。さらに、動画撮影に最適化されたレンズ設計を行うことで、デジタルカメラ用交換レンズの持つ、ズーミング時の焦点移動や光軸ずれ、フォーカシング時の画角変更(ブリージング)を抑制しています。このほか、フォーカス、ズーム、アイリス(絞り)を独立してマニュアル操作できる3連リングを搭載し、すべての操作リングのギアピッチを0.8M(モジュール)に統一。フォーカスリングの回転角を幅広い200度に設計し、精緻なフォーカシングを可能にするなど、快適な操作性を実現しています。

「MK50-135mm」は、「MK18-55mm」と合わせて、常用焦点距離の18-135mm全域をカバーでき、風景、建造物、人物などさまざまな被写体の撮影を可能にします。さらに、レンズ前枠径、フィルター径、3連リングのギア位置などを「MK18-55mm」と統一。マットボックスやフィルターなどのアクセサリーを共用でき、レンズ交換時にアクセサリーの位置の再調整も不要となるため、映像制作現場における効率的な運用を実現します。

なお、当社デジタルカメラ「Xシリーズ」(APS-Cセンサー対応)で採用しているXマウント用「MKレンズ」(焦点距離:18-55mm、50-135㎜の2本)は現在開発中であり、本年中の発売を予定しています。※プレスリリースより

先日海外で先行発表されたようなフライング掲載してしまったような情報が登場しましたが、国内で本日正式に発表されました。タイミング的に2017年6月1日~4日(展示会は2日~3日)に開催されるCine Gear Expoに向けて発表されたものと思われます。

先日キヤノンはEOS C200 / EOS C200Bを発表し、6月2日は現地でパナソニックが新型コンパクトシネマカメラを発表する予定です。