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富士フイルム X-Pro2 X-T2 X100F X-T20 GFX50S 新ファームウェアを一挙発表

富士フイルムが、X-Pro2 / X-T2 / X100F / X-T20GFX 50S 新ファームウェアアップデートを発表しました。ユーザーの要望を反映させた操作性向上・機能追加ファームウェアでそれぞれ2017年以内の公開を予定しています。加えて富士フイルム 独自RAW現像ソフト「FUJIFILM X RAW STUDIO」の開発を発表し、Mac版 2017年11月下旬公開予定 / Windows版 2018年1月下旬公開予定とのこと。

富士フイルム X-Pro2 Ver.4.00 12月公開

  • 4K動画対応
  • USB/無線通信によるPC撮影に対応
  • 動く被写体への追従性を強化
  • RAW現像ソフト「FUJIFILM X RAW STUDIO」に対応
  • フラッシュの無線コントローラー制御に対応
  • PCソフトウエア「FUJIFILM X Acquire」を使用したカメラ設定の保存・読み出しに対応

富士フイルム X-T2 Ver.3.00 11月下旬公開

  • 動く被写体への追従性を強化
  • RAW現像ソフト「FUJIFILM X RAW STUDIO」に対応
  • フラッシュの無線コントローラー制御に対応
  • PCソフトウエア「FUJIFILM X Acquire」を使用したカメラ設定の保存・読み出しに対応

富士フイルム X100F Ver.2.00 12月公開

  • PCソフトウエア「FUJIFILM X Acquire」を使用したカメラ設定の保存・読込みに対応
  • RAW現像ソフト「FUJIFILM X RAW STUDIO」に対応
  • フラッシュの無線コントローラー制御に対応

富士フイルム XT20 Ver.1.10 11月下旬公開

  • EVF使用時にタッチパネルが可能

富士フイルム GFX 50S Ver.2.00 11月下旬公開

  • RAW現像ソフト「FUJIFILM X RAW STUDIO」に対応
  • フラッシュの無線コントローラー制御に対応
  • PCソフトウエア「FUJIFILM X Acquire」を使用したカメラ設定の保存・読み出しに対応
  • VIEW MODEに「アイセンサー+LCD撮影画像表示」を追加
  • シャッタースピードの1/3段補正の無効化
  • 「カードなしレリーズ」設定の追加
  • 電子ビューファインダー(EVF)明るさに「-6」と「-7」を追加

撮影時の操作性向上目指したファームウェアが多く、X-Pro2は4Kに対応し、X-T20以外は富士フイルムのRAW現像ソフト " FUJIFILM X RAW STUDIO " に対応する事が分かります。X-Pro2とX-T2に関しては、画像認識アルゴリズムを改善し追従性能が向上している所に注目している方も多いのではないでしょうか。GFX 50Sは、プロ写真家の要望を反映したファームウェアの模様。

FUJIFILM X RAW STUDIO

富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)は、デジタルカメラ「GFXシリーズ」「Xシリーズ」の最新RAW現像ソフト「FUJIFILM X RAW STUDIO」を開発しました。 Mac版を2017年11月下旬より、Windows版を2018年1月下旬より、無償で提供します。また、本ソフトに対応したカメラファームウエアも機種ごとに順次公開していきます。

「FUJIFILM X RAW STUDIO」は、パソコンとデジタルカメラをUSBケーブルで接続して、パソコンに代わり、デジタルカメラに搭載している独自の画像処理エンジン「X Processor Pro」を使用して演算することで、高速かつ高品質なRAW現像を実現します。

近年、画像ファイルの大サイズ化により、パソコン上でのRAW現像作業に長い時間がかかっていましたが、「X Processor Pro」を使った高速演算により、RAW現像のバッチ処理もわずかな時間で実施できます。また、「フィルムシミュレーション」をはじめとした富士フイルム独自の色再現もお楽しみいただけます。※プレスリリースより

FUJIFILM X RAW STUDIOの主な機能

  • パソコンに保存しているRAWデータの現像 ( シングル / バッチ処理 )
  • RAW現像した画像のプレビュー
  • RAW現像プロファイルの保存、読込み、コピーなど

今回の GFX 50S / X-T2 / X-Pro2 / X100F のファームウェアに " FUJIFILM X RAW STUDIO " 対応ファームウェア含まれている事が分かります。カメラ側で処理を行うユニークな仕様で、実際どのような操作感・処理スピードを実現しているのでしょうか。