ホーム > カメラニュース 2017 > 富士フイルム XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro と GF45mmF2.8 R WR を発表

富士フイルム XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro と GF45mmF2.8 R WR を発表

富士フイルムが、中望遠マクロレンズ「フジノンレンズ XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro」と 中判ミラーレスデジタルカメラ GFXシリーズ用交換レンズ「フジノンレンズ GF45mmF2.8 R WR」を発表しました。

  • XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro : 発売日 2017年11月 希望小売価格 168,500円(税抜)
  • GF45mmF2.8 R WR : 発売日 2017年11月 希望小売価格 227,500円(税抜)

XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro

富士フイルム XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro

富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)は、独自の色再現技術で卓越した写真画質を実現するデジタルカメラ「Xシリーズ」用交換レンズのラインアップとして、中望遠マクロレンズ「フジノンレンズ XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro」を、2017年11月より発売します。本製品は、明るい開放F値2.8、焦点距離122mm相当(35mm判換算)のレンズで、「Xシリーズ」用交換レンズで初めて等倍撮影に対応。被写体を原寸大でセンサー上に写すことで、迫力のあるマクロ撮影が可能です。さらに、合焦部の高い解像感と、豊かなボケ味を実現。富士フイルム独自の色再現技術による色彩豊かな描写を生み出し、花などのネイチャーフォトで威力を発揮します。

「フジノンレンズ XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro」は高い解像性能を持ち、独自開発の「X-Trans™ CMOSセンサー」の性能を余すことなく引き出す中望遠マクロレンズで、遠景から近接までのさまざまな撮影距離において、「Xシリーズ」の高画質をお楽しみいただけます。非球面レンズ1枚、EDレンズ3枚、スーパーEDレンズ1枚を含む12群16枚構成の光学設計と、フローティングフォーカス方式を採用することで、収差が顕著に現れるマクロ撮影時でも高い解像感を実現。さらに、シフトブレに対応した手ブレ補正機能によって、手持ちでの撮影をサポートします。また、リニアモーターを搭載することで高速かつ静音なAFを実現し、スムーズな撮影が可能です。 外装は、高級感と堅牢性を兼ね備えたデザインを採用。絞りリングやフォーカスリングの使用感も追求し、快適な操作性を発揮します。さらに防塵・防滴・-10℃の耐低温構造に加え、レンズ前玉に施したフッ素コーティングによる撥水・防汚機能も備えます。これらの高いタフネス性能により、アウトドアなどさまざまな撮影シーンに対応します。※プレスリリースより

XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macroの基本的なスペックは…

  • 型番 : XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro
  • レンズ構成 : 12群16枚 (非球面レンズ:1枚、EDレンズ:3枚、スーパーEDレンズ:1枚)
  • 焦点距離 : f=80mm(35mm判換算:122mm相当)
  • 画角 : 20.1°
  • 最大口径比 (開放絞り) : F2.8
  • 最小絞り : F22
  • 絞り形式 : 9枚 (円形絞り) 1/3ステップ(全19段)
  • 撮影距離範囲 : 25cm -∞
  • 最大撮影倍率 : 1倍
  • サイズ : ø80mm x 130mm
  • 質量 : 750g (レンズキャップ・フードを含まず)
  • フィルターサイズ : ø62mm

等倍マクロ撮影に対応し、5段分の手ぶれ補正効果を実現、防塵防滴-10℃耐低温仕様で、どのようなフィールドでも威力を発揮しそうなマクロレンズに仕上がっている印象です。加えて「フジノン テレコンバーター XF1.4X TC WR」と「フジノン テレコンバーター XF2X TC WR」に対応しているので " 望遠マクロレンズ " としても使用可能となっています。現時点でX-T2との組み合わせで撮影したサンプル画像 4枚が公開され、MTF曲線やレンズ構成図も掲載されています。

GF45mmF2.8 R WR

富士フイルム GF45mmF2.8 R WR

富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)は、大型センサー(43.8×32.9mm)搭載の中判ミラーレスデジタルカメラ「GFXシリーズ」用交換レンズ「GFレンズ」のラインアップとして、広角レンズ「フジノンレンズ GF45mmF2.8 R WR」(以下、「GF45mmF2.8 R WR」)を、2017年11月に発売します。「GF45mmF2.8 R WR」は、「GFレンズ」シリーズ6本目のレンズとなります。

「GF45mmF2.8 R WR」は、汎用性の高い36mm相当(35mm判換算)の焦点距離の明るい開放F値2.8のレンズで、小型軽量化(490g)を実現しているため、機動性に優れ、ストリートスナップやドキュメンタリーフォトに最適です。

「GFレンズ」は、当社の光学技術を注ぎ込んで設計した高い解像力と豊かな階調再現性能を持った最高級レンズです。35mmフルサイズセンサーの約1.7倍の面積の中判サイズセンサーを搭載した「GFXシリーズ」の性能をフルに引き出し、富士フイルム独自の色再現との組み合わせで世界最高峰の写真画質を可能にします。

富士フイルムは、「GFXシリーズ」の第一弾である「FUJIFILM GFX 50S」(以下、「GFX 50S」)と、「GFレンズ」5本をすでに発売しており、プロ写真家や写真愛好家を中心に「立体感に溢れ、その場の空気感まで描写できる」「中判サイズセンサー搭載機では考えられないほど小型軽量で、撮影の楽しみが広がる」と高い評価をいただいています。

今回発売する「GF45mmF2.8 R WR」は、ほかの「GFレンズ」と同様に、将来のさらなる高画素化にも対応できる解像力を持つレンズです。ナノGIコーティングにより斜めの入射光に対してもゴーストやフレアを効果的に抑制し、クリアな描写を実現します。さらに小型軽量化により、高い機動性を発揮。ストリートスナップやドキュメンタリーフォトに最適で、被写体に威圧感を与えることなく、自然な撮影ができます。また、防塵・防滴・-10℃の耐低温構造も実現し、プロ写真家が用いる撮影機材として高い信頼性も兼ね備えています。※プレスリリースより

GF45mmF2.8 R WRの基本スペックは…

  • 型番 : GF45mmF2.8 R WR
  • レンズ構成 : 8群11枚 (非球面レンズ:1枚、EDレンズ:2枚)
  • 焦点距離 : f=45mm (35mm判換算:36mm相当)
  • 画角 : 62.6°
  • 最大口径比 (開放絞り) : F2.8
  • 最小絞り : F32
  • 絞り形式 : 9枚 (円形絞り) 1/3ステップ(全22段)
  • 撮影距離範囲 : 45cm - ∞
  • 最大撮影倍率 : 0.14倍
  • サイズ : ø84.0mm x 88.0mm
  • 質量 : 490g (レンズキャップ・フードを含まず)
  • フィルターサイズ : ø62mm

6本目のGFレンズにあたり順調にGFレンズラインアップが拡充しつつある事が伺えます。「GF45mmF2.8 R WR スペシャルコンテンツ」も用意され、機動力がありストリートスナップやドキュメンタリーフォトに最適なレンズである事をアピールしています。

GFX stories with Eric Bouvet / FUJIFILM

GFX stories with Hüseyin Taskin (Turkey) GF45mmF2.8 R WR / FUJIFILM

すでにGF45mmF2.8 R WR 関連動画 2本を公開し、フィールドに出て撮ってこそ価値のあるGFレンズに感じました。