気が付けば富士フイルムとマグナムフォトが共同プロジェクト「HOME」を2018年に展開へ
すでに9月に富士フイルムが発表済みでご存じの方は多いとおもいますが、富士フイルムとマグナムフォトが共同プロジェクト「HOME」を2018年に計画していて、2018年3月から世界7都市で写真展を巡回し、写真集も発刊予定とのこと。2017年末になってようやくこのニュースを知りました…^^;
富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)はこのたび、マグナム・フォトとの共同プロジェクト「HOME」にメインスポンサーとして参加し、2018年3月より世界7都市で巡回展示される写真展ならびに記念写真集の発刊を支援することを決定しました。
本プロジェクト「HOME」では、マグナム・フォトより写真家15名が参加し、「HOME」をテーマに写真作品の製作に取り組みます。マグナム・フォトは、記録と芸術としての写真の力を通じてヒューマニズムを追求するという理念を1947年の結成以来70年間ものあいだ連綿と受け継いできましたが、本プロジェクトのテーマである「HOME」は、そのヒューマニズムを形成する重要な要素として選ばれました。
「HOME」という言葉には、物理的な生活のスペースとしての意味だけでなく、精神的なつながりや拠りどころという意味や、あるいは血縁的・地域的・社会組織としての意味など、さまざまな概念を有しております。参加メンバー各々が表現する「HOME」が、写真展に来場のお客様、写真集をご覧のお客様にそれぞれの「HOME」を考えるきっかけとなれば幸いです。※プレスリリースより
参加写真家
- アントワン・ダガタ (France)
- ジョナス・ベンディクセン (Norway)
- チエン・チ・チャン (USA)
- トーマス・ドボルザック (Georgia/Iran/Germany)
- エリオット・アーウィット (USA)
- デビッド・アラン・ハービー (USA)
- 久保田博二 (Japan)
- アレックス・マヨーリ (Italy)
- トレント・パーク (Australia)
- ゲオルギィ・ピンカソフ (Russia)
- マーク・パワー (UK)
- モイセス・サマン (Spain/Peru)
- アレッサンドラ・サンギィネッティ (USA)
- アレック・ソス (USA)
- アレックス・ウェブ (USA)
写真展開催予定地
- ニューヨーク
- ロンドン
- パリ
- 東京
- ケルン
- イタリア
- 中国
…となっています。
マグナムフォトは " ライカのテリトリー " というイメージが強い写真家集団ですが、オフィシャルサイトには専用ページ " FUJIFILM x マグナム・フォト 共同プロジェクト「HOME」"が立ち上がっていて、かなり本格的なプロジェクトの模様です。You Tube上にも「Home Magnum」チャンネルが公開され、富士フイルムの中判ミラーレス機 GFX 50Sで撮影している事が伺えます。
エリオット・アーウィットは好きな写真家の1人なので機会があったら行ってみたい写真展かも。このプロジェクトには、日本人写真家 久保田博二氏も参加しています。