富士フイルム X-H1は、静止画・動画ともに最高品質を実現したカメラ
ePHOTOzineが、富士フイルム X-H1 レビューとサンプル画像を掲載しました。X-H1は富士フイルムにとって大きなステップを果たしたカメラであり、静止画・動画 双方の分野で最高の品質を実現していると評価しています。
X-H1の長所は…
- ボディ内手ブレ補正機構 (IBIS)
- ISO高感度性能の向上
- 素晴らしい色再現性
- 数々のフィルムシミュレーション
- 高精細なEVF
- 3インチ 3方向チルト式タッチパネル
- 高速AF
X-H1の短所は…
- バッテリーライフが310枚 (バッテリーグリップなしで)
- バッテリーグリップにマイク端子は必要
- 一部の人には大きすぎるボディサイズ
4.5星を獲得し " かなりお勧めカメラ " に選出されています。ペンタックス、オリンパス、パナソニック、ソニーはすでにボディ内手ブレ補正機構(IBIS)採用したボディは市場投入済みですが、ついに富士フイルムも採用した事を評価し、キヤノンとニコンがまだ投入していない事も指摘。
DCI 4Kをはじめとすると動画機能を向上させており、この進化は静止画・動画撮影ともにアピールはずであるとX-H1の仕上がり具合を解説しています。現時点において富士フイルムにとって最も完成度の高いビデオカメラとのこと。
ISO高感度耐性がわずかに向上した事によりX-T2よりも画像品質は向上し、期待通り富士フイルムならではの色再現性は素晴らしく、新フィルムシミュレーション (エテルナ)は卓越した結果が得る事が可能であると仕上がり具合を評価しています。
カメラ資金があって、高品質の動画と素晴らしい静止画を撮影したいのであれば、富士フイルム X-H1は双方の分野で高品質を実現していると結論付けています。ただしバッテリーライフの短さは、かなり気になっている模様。
X-H1のISO感度耐性は…
- ISO感度が高い設定でもディテールや彩度は良好
- ISO12800まで素晴らしいノイズパフォーマンスを実現
- ISO25600でも良好、ISO51200の使用は避けた方が良い
…と判断しています。X-T2と比べると高感度時(ISO12800/ISO25600)は若干改善していて、クラストップのニコン D500/D7500と拮抗した素晴らしい性能を発揮しているそうです。