富士フイルム X-T100 発表 エントリークラス Xシリーズ
富士フイルムが、新たなエントリークラス Xシリーズ「FUJIFILM X-T100」を正式発表しました。X-Tシリーズならではの質感を維持したボディデザインで富士フイルム独自の色再現性を継承しながらも簡単・軽快に楽しめるエントリークラス・ミラーレス機に仕上がっている模様。発売日は2018年6月21日(木)、ボディ価格はフジフィルムモールで80,460円(税込)となっています。
- X-T100ボディ … 80,460円(税込)
- X-T100レンズキット … 94,500円(税込)
- X-T100ダブルズームレンズキット … 107,460円(税込)
カラーバリエーションは、ダークシルバー / ブラック / シャンパンゴールド の3色展開。キットレンズは「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」でダブルズームレンズキットはさらに「XC50-230mmF4.5-6.7 OIS」が付属します。
FUJIFILM X-T100 基本スペック
- 撮像素子 : 2424万画素CMOSセンサー ※X-Transセンサーではない
- 画像サイズ : 6000×4000px / 14bit RAW(RAF独自フォーマット)
- 動画 : 4K 3840x2160 15p 30分まで
- 動画 : Full HD 1920×1080 59.94p / 50p / 24p / 23.98p 30分まで
- ISO感度 : ISO200~12800 (拡張 ISO100 / ISO25600 / ISO51200)
- 測光方式 : TTL256分割測光
- 露出補正 : ±5.0EV (動画撮影時 ±2.0EV)
- 手ブレ補正 : 手ブレ補正機能付きレンズで対応
- シャッタースピード : 30秒~1/4000秒 (電子シャッター 30秒~1/32000秒)
- 高速連写 : 6.0コマ/秒 連続撮影枚数 Jpegで約26コマ
- EVF : 0.39型有機ELファインダー 約236万ドット
- 背面モニタ : 3.0型 3:2 3方向チルト式タッチパネル 約104万ドット
- フィルムシミュレーション : 11モード
- Wi-Fi & Bluetooth
- サイズ : 121.0mm × 83.0mm × 47.4mm
- 質量 : 約448g(付属バッテリー、メモリーカード含む)
FUJIFILM X-T100 Promotional Video / FUJIFILM
デザインはスッキリしていて個人的にX-T20よりも好印象。エントリークラスなのでX-A5同様にX-Transセンサーではなく従来型のベイヤー方式2400万画素CMOSセンサーが搭載されています。上記のX-T100プロモーションムービーを観てみると、スーマーフォンとのペアリングの相性の良さもアピールしている事が伺えます。
EVFは「センターファインダースタイル」を採用。個人的にサイドにEVFを配置した「レンジファインダースタイル」はあまり得意ではないのでこのポイントは好印象。チルト式とバリアングル式は好みがはっきり分かれる箇所ですが、X-T100にはその良いところ取りの「3方向チルト式モニタ」を採用していて興味深い。実際の使用感に興味津々です。あとスペックを良く見てみるとフィルムシミュレーション ACROS | アクロスが搭載されておらず、少しガッカリ。
「X-T100発売記念キャンペーン」を実施する事も告知していて、購入後 製品登録&応募で先着1,000名に「L.L.Bean」コラボ オリジナルトートバッグをプレゼントするとのこと。