富士フイルム フォトキナ2020不参加は本当だった模様 PetaPixelが直接確認
先日Fuji Rumorsが、富士フイルムもフォトキナ2020に不参加である情報を掲載しましたが、PetaPixelが両陣営から公式に富士フイルム不参加の確認が取れたと伝えています。
9月にフォトキナ2020 (5月27日~30日)に「ニコン・ライカ・オリンパス」が不参加である事が明らかになり話題となったのは記憶に新しいところ。先週Fuji Rumorsが、富士フイルムもフォトキナ2020に不参加である情報を掲載しましたが、両陣営から公式発表はなく真偽が良く分からない状態でした。
今回PetaPixelが、両陣営に直接確かめたところ…
フォトキナ
- ニコンなどのメーカーが不参加である事を発表した直後に富士フイルムから不参加の知らせを受けた
どうやらフォトキナが、ニコン・ライカ・オリンパスが不参加である事を発表した直後に富士フイルムが不参加である事を通知した事が伺え、他社の動向が少し影響を与えたような印象。
あくまでも個人的な感想ですが、フォトキナは従来型のイベントからソリューションなどB2B的な要素も入ってくると言われていて、フォトキナは開催時期を秋から春に変更したため CES / CP+ / NAB / フォトキナ と主要イベントが毎月のように開催されるのでメーカーは、新製品投入時期を考えながら効果的に選択と集中する必要があるかもしれません。富士フイルムは、規模の大きい独自イベントを開催しているので軸足はそちらに移行していくのでしょうか。あとフォトキナ2020にソニー・キヤノン・パナソニックが出展する事は明らかになっています。
米国富士フイルム
- 来年のエキサイティングな新製品の発売時期・販売促進計画・費用対効果など全体的な視点から出展を検討した結果、フォトキナ2020に参加しない事を決定した
今後もハンズオンなどのインタラクティブなイベントを通して、カメラの価値や機能そしてサービスを直接体験してもらう機会を増やし、顧客に寄り添い続け製品の存在感を確固たるものしていくとのこと。富士フイルムとって最優先事項は常に " 顧客 " であり、今後も状況を見ながら最良の方法を決断していく事を明らかにした模様。
PetaPixelは、カメラ市場は縮小し続け、予算も削減され、主要カメラメーカーすべてが写真・映像系イベントに参加する事はなくなったとコメント。ただし今後NAB(4月)・フォトキナ(5月)・PhotoPlus(10月)などのイベントでどのメーカー参加するのかチェックするだけでこの時期にどのメーカーが新製品を発表するのかが分かるとしています。
少なくとも2020年、富士フイルムから " エキサイティングな新製品 " が登場する事を明らかに。