富士フイルム「XF50mmF1.0は、今年発売し高速かつ正確なフォーカスを実現している」
富士フイルムは、インド市場に向けたX-T4発売オンラインイベントを開催し冒頭で光学・電子映像事業部長 飯田年久氏が、開発中の「XF50mmF1.0 R WR」の仕上がり具合や発売時期を語っています。あと現地のQ&AコーナーでWEBカメラやProRes RAWに対応しそうな話も登場した模様。
「XF50mmF1.0」は今年発売 高速かつ正確なフォーカス
「X-T4」は富士フイルムにとって最先端の技術をつぎ込んだ機種で、新開発した小型で強力なIBIS・メカニカルシャッターユニット、バッテリーライフが延びた新バッテリーを挙げ強力な静止画・動画性能を実現している事をアピール。インド市場と文化に触れながらフィルム時代から蓄積した富士フイルムならではの色再現性にも触れています。
放送用の4Kレンズのプレゼンの後にXFレンズ群の話に移り8mm~400mmまで幅広いレンズラインアップを構築している事を説明し開発中の「XF50mmF1.0」に触れる展開に。プロトタイプを実際に「X-T4」に装着し今年発売予定である事を明言しました。F1超大口径単焦点レンズながらもAFに対応しており、高速かつ正確なフォーカスを実現したレンズであると語っています。「X-T4」に装着した際、性能もサイズ感もフィットしている感じでしょうか。
「XF50mmF1.0 R WR」はレンズロードマップ上で2020年発売を予定しているので、上記のコメントを見る限り予定通り2020年に市場投入されそうです。
WEBカム対応? ProRes RAWにも対応?
こちらはFujiAddictとFuji Rumorsの記事を参考にピックアップしましたが、現地の製品チームによるQ&Aのコーナーで、USB-Cケーブル1本でWEBカメラとして使用可能となるソフトウェアを開発中で、加えて将来的にATMOSでApple ProRes RAW記録を可能にするファームウェアを開発中であるような事を語っていると伝えています。しかし曖昧な受け答えのようで様子見といった感じでしょうか。