富士フイルム X-T200は、魅力的なオールラウンド・カメラ
ePHOTOzineが、富士フイルム Xシリーズ エントリー機「X-T200」レビューとサンプル画像を掲載しました。「X-T200」の4K動画性能は引き上げられ、静止画・動画ともに日常使いにおいて魅力的なオールラウンド・カメラに仕上がっていると評価しています。
X-T200の長所
- 小型軽量な筐体
- 大きな3.5インチ バリアングル式タッチパネル
- 素晴らしい色再現性
- 良好なノイズ耐性
- 良好4K映像
- 高解像EVF
- グリップの改善 ※グリップを採用
X-T200の短所
- ジョイスティックがかなり小さい
- デフォルト設定のままだとバッテリーライフは短い
- キットレンズ ワイド端の周辺部はソフト描写 ※XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ
- フルHD品質はソフト描画
- 三脚穴の位置
四つ星の獲得し " お勧め機種 " に選出しています。「X-T200」は、素晴らしい画像品質と、とても良好な動画品質を実現した素晴らしい小型カメラであると選出理由を挙げています。
「X-T200」は、前機種「X-T100」と比べると4K動画性能が大幅に引き上げれ " 4K 30/25/24p " を実現している事を解説。※「X-T100」は、4K15p
「X-T100」は採用していませんでしたが、今回「X-T200」はグリップを採用しておりこの点も評価。背面モニタもバリアングル式3.5インチタッチパネルを採用し、顔認識・瞳AF、ほとんどシーンで良好なAF性能を実現しているポイントを特長として挙げています。※「X-T100」の背面モニタは、3インチの3方向チルト式タッチパネル
この立ち位置のカメラの場合、使用する交換レンズを含めて全体的な価格を考慮する必要性も掲載。オリンパス・パナソニック・ソニーなどの競合カメラと比べると、(安価な)レンズ選択肢は少ないとしながらも「XC35mmF2」を紹介しています。
野生動物や高速スポーツ写真の場合「X-T30 / X-T3 / X-T4」の方がより高速連写が可能であるものの、その他すべての用途で「X-T200」は一般的な写真において魅力的なオールラウンド・カメラに仕上がっていると結論付けています。最後に4K動画性能が上がった事を再度触れ、英国では RODE VideoMic Go や Joby Gorilla Pod などがセットになったVloggerキットも販売されている事も紹介しています。
ISO感度耐性は、ISO6400以上になるとディテールの低下が顕著になる模様。それ以下のISO感度であればノイズは良く制御されており結果は良好とのこと。拡張感度であるISO100のダイナミックレンズは狭くなるそうです。