富士フイルム X-T4は、全部込みの最高のXシリーズ
ePHOTOzineが、富士フイルム「X-T4」レビューとサンプル画像を掲載しました。最高のXシリーズを求めるユーザーに対して「X-T4」が存在し、全部込みの完璧なパッケージであると絶賛しています。
X-T4の長所
- 5軸手振れ補正機構(IBIS)
- バッテリーライフが向上した新バッテリー
- 素晴らしいノイズ耐性
- 素晴らしい色再現性と設定項目
- 動画撮影における設定の改善
- 高速連写
X-T4の短所
- サイズが増した
- ヘッドフォンをUSB-Cに接続する時付属のアダプターが必要になる
5つ星満点を獲得し " エディターズ・チョイス " に選出しています。「X-T4」は、ボディ内手ブレ補正機構(IBIS)、バリアングル式モニタ、バッテリーライフの向上、静止画・動画ともに魅力的な機能を実現した素晴らしいカメラであると選出理由を挙げています。
「X-T4」が搭載する2600万画素裏面照射型(BSI) CMOSセンサーと描画エンジンは、素晴らしい画像品質を実現している事は周知の事実であり、並外れた色再現性とダイナミックレンジを実現し続けていると画像品質を高く評価。
「X-T1」「X-T2」からの移行を検討しているのであれば、機能的に「X-T4」は魅力的なカメラであり、これまでバッテリーライフに不満を感じていたユーザーにも「X-T4」は素晴らしい選択肢であると解説しています。
「X-T4」は高速連写 30コマ/秒を実現しており、この機種より速い機種は60コマ/秒を実現しているオリンパス「OM-D E-M1 Mark II / III」とパナソニック「G9」ぐらいで、動画において4K60pを実現しているのは「G9」のみであるとコメント。※高速連写は電子シャッターで、スチルカメラ・コンセプトのカメラで比較している模様
(今回の「X-T4」は「X-T3」ベースに動画機能を引き上げた機種でもあり)動画と静止画写真家にとって大きな利益をもたらすとコンセプトも好印象な模様。
このカメラは、ノイズ耐性は良好で、低照度時のIBISも効果的で、ポートレートをはじめ様々な写真において素晴らしい色再現性を実現し、高速連写は特に野生動物写真やスポーツ写真において魅力的で、汎用性あるカメラに仕上がっていると絶賛。
最高のXシリーズを求めるユーザーに「X-T4」があり、素晴らしい2600万画素センサー、素晴らしい色再現性、高品質動画、高速AF、高速連写すべてを「X-T4」は備えていると結論付けています。加えてバッテリーライフが向上し、IBISを搭載した事により、あなたは完璧なパッケージを手に入れる事になるというメッセ―ジも掲載。
ISO感度耐性は…
- ISO80で撮影するとダイナミックレンジは狭くなる
- ISO3200 … ディテールがわずかに低下するがノイズは上手く制御している
- ISO6400 … ISO3200のレベルを保っている
- ISO12800 … ノイズが目立つようになるが必要に応じて使用可能なレベル
- ISO25600以上 … ノイズがかなり強くなる
ノイズ耐性に関しては同じセンサー描画エンジンを搭載する「X-T3」と同様の性能であるとのこと。